第6回奄美大島遠征!

奄美大島

うがみんしょーら!

はい、久々の奄美大島遠征!

今回は沖磯とジギングの2本立てです。

この遠征もすでに6回目。もう慣れたものです。

もちろん沖磯ではGTを狙って、ジギングでは大型カンパチを狙います。

小物には興味なし!大きい魚が釣りたい!

なんたってそれが男のロマンだから!

釣行記録2020年11月23-25日

初日、12時頃に奄美空港に到着。

今回の拠点は南部の瀬戸内周辺なので、車を2時間ほど走らせて宿に向かいます。

今回の宿は「アマミホシゾラビレッジ」

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アマミホシゾラビレッジ ヤドリ浜<奄美大島>の設備・アメニティ情報: 総部屋数5室。館内設備: 。部屋設備・備品: インターネット接続(無線LAN形式)、ドライヤー、洗浄機付トイレ、ボディーソープ、シャンプー、リンス、タオル、バスタオル。アマミホシゾラビレッジ ヤドリ浜<奄美大島>の宿泊予約は【楽天トラベル】で。

宿でチェックインを済ませて、釣りの準備をしているとなんやかんやで17時頃。

ビールを飲みながら釣りの準備をするこの時間もまた最高。

宿の目の前がサーフなので少しだけ釣りをしてみます。

蛙スプーンをゆっくり引いてくると早速、メッキがヒット!

奄美のサーフはスプーンや小型のミノーなどを引いてくると何かしら釣れるから楽しい!

続いてはアオヤガラがヒット!

調子に乗って根がある付近を強気に攻めていると、案の定根掛かり。

しかし!11月末でも奄美の海はまだまだ暖かいので、ぜんぜん入れる温度(結構寒いけど)。無事回収できました。

あたりも暗くなってきたので釣りはこのあたりにして、前夜祭の準備。

スーパーで買った肉とメッキの刺身という質素なご飯でもビールがあればよし。

なんたって、明日は待ちに待った沖磯での釣り!

楽しみでしゃあない!

いざ沖磯へ

いつもお世話になっているあらた船長の船でいざ出向。

今回は加計呂麻の南の沖磯を数カ所周ります。

先ずは朝日が顔をだす前に1ヶ所目の磯へ。

相変わらず雰囲気は最高。

GTタックルでキャストを繰り返す。

でるか!?でるか!?

いつ出るかわからないワクワク感がたまらない。

しかし、一向にGTがでる気配はなし。

場を休ませるためにも、ベイトタックルに変更して違う魚種を狙ってみることに。

以前、奄美でSUPフィッシングをした時にめちゃくちゃ反応がよかった、スプーン+タコベイトの組み合わせ。

魚がいれば大概フォールで食ってきます。

重さは約50gでそこそこの飛距離も出るのでおすすめ。

フォール→着底→巻き上げ→フォローを繰り返す。

すると、ズドン!

巻き上げ時にロッドがぶち曲がった!

きた!根掛かりだ

ちゃっかり合わせもなんかも入れてがっつり地球にフッキングが決まりました。

PE3号にリーダー60lbを使用しているのでロッドを引くくらいでは、なかなかラインを切ることができません。下手するとロッドの破損にも繋がります。

そんな時におすすめのアイテムがラインカッター


カラビナにラインをぐるりと巻き付けゆっくりと引いていく。

PE3号ともなるとラインが切れる前に、極太フックでなければフックが曲がるか折れるかして取れることも多いです。

今回もフックが折れて回収することができました。

徐々に力を加えても一向に取れない場合は、一気に引っ張ることで、急激な力の加わりに弱いPEは強度の弱い部分から切ることができます。

気を取り直して、次はライトタックルでとりあえずの1匹を狙うことに。

ルアーはコアマンVJ-28のパチモン。


早速、良型のアオノメハタがヒット!

スカイブルーの斑点がなんとも綺麗な魚。

それにしてもやっぱりVJ(パチモン)のポテンシャルは、半端ないです。

お隣でもヒット!

いいサイズのイッテンフエダイ!

いろいろな魚種が釣れるのが奄美の沖磯のいいところ。

こちらはニジハタ。

ヒットルアーはパチモンメタルマルですね。


磯周りは地形の起伏が激しいので、根掛かりは必須。そんなときに安価で釣れるルアーがあると重宝します。

潮の動きもとまり、GTも出る気配がないのでポイントを移動することに。

2ヶ所目の磯に到着。

周りにも沢山の根が点在するポイント。

しかし、こちらでも一向にGTの姿を拝めない。

それどころか他の魚もなかなか釣れない渋い状態が続く。

沖磯に渡っても釣れない時は釣れないのが釣りの現実。

そんな中、ようやくKJに待望のヒット!

またもやイッテンフエダイ!

ヒットルアーはメタルジグにタコベイトを付けたカスタム仕様。

実はタコベイトってめちゃくちゃ釣れるんです!魚の胃袋の中を見ると、タコが入っていることってよくありませんか?

しかし、その後は続かず。さらに南下して3ヶ所目の磯に到着。

GTの反応はここでも全くなし。

気休めにライトタックルに変更すると早速、良型のアオノメハタをゲット。

ヒットルアーはメガバスのエクスクルー40g


コロラドブレードが大きな波動を生み、根魚には特に効果的です。僕が信頼しているルアーの1つ。

そして、隣でもヒットの声が!

なにやら、大物がかかった様子!

残念ながら根に潜られてしまい、ラインブレイク。おそらくデカい根魚だったんでしょう。

根魚の場合、一瞬でも主導権を握られるとすぐ根に潜られてしまいます。

PEが擦れていればラインブレイクは避けられません。

釣りって難しい!!

時間は刻一刻と過ぎていくが、この日はまだ満足の行く大物が釣れていない。

広範囲を探るため、UZUの俺のシャバジグ70gをぶち投げる。

このジグは僕が最も信頼しているジグ。

UZU SPORTS FISHING lab.(SYABA)
ウズでは、海や川のアルピニスト達へ、各種ジグ,プラグ等のルアーを製作しております。

ヒラヒラとフォールでアピールするタイプではないので、キレのあるアクションで泳がしてやるのが良し。

着底したら速めのワンピッチジャークで誘う。

すると、ズドン!!

きたーーー!!

と同時にドラグがギューンとででいく!

最高の音色!ドラグの音ってたまらない!

これはデカい!

デカい魚が相手の場合、脇挟みではロッドの力を充分に発揮できないので、しっかりロッドを立ててファイト。

ロッドのパワーを活かして寄せてきます。

PPのサポートで無事キャッチ成功。

ナイスサイズのカスミアジ!

GTには及びませんが、最高の1匹が釣れました!

そして、ここから時合に突入。

ジグに何が食いついてくる!

が、のらない。

何か回遊魚が回ってきてるよう。

ジグをひたすらシャくる!

のった!

走る走る!やはり回遊系の魚!

落ち着いてファイトして、上がって来たのは、イソマグロ!

50センチほどの個体でまだまだ小型ですが、初めての魚種はやっぱり嬉しい!

イソマグロの入れ食い状態が続き、PPにもヒット!

KJにもヒットが続く!

▲こちらはイシフエダイ

時合も終わり、最後の磯へ移動。

大型のシイラやオキザワラの回遊がありましたが、何も釣れず本日の釣行は終了。

▲お持ち帰りはこやつら。

瀬戸内エリアで魚の持ち込みができるお店

今回お世話なった居酒屋は「太助」

自分達で釣った魚と飲むビールは格別!釣り人の至福のひととき。

どの料理も絶品でおすすめです!

https://www.setouchi-welcome.com/post/

いつの間にか遠征も6回目。いつになったらGTを釣ることができるのやら。という気持ちもあるけど明日はジギングでカンパチ狙い!

まだ楽しみは残っている!明日こそ大物が釣れますように!

いざ、カンパチジギングへ

この日は残念ながら風がきつく、外洋には出られないため、加計呂麻海峡内のポイントをさぐります。

最初のポイントは以前、SUPフィッシングをしたあたり。

こんな所でも、大型はでないが5キロくらいのカンパチが釣れるそう。

この日のために、トランスセンデンスのジギング用パックロッド「イータクワトロ」を購入しました。

ついでにオシアジガーも購入。

釣りってほんとに金がかかる。

水深は70メートルほどのポイント。

魚探には、ぽつぽつとカンパチらしい反応が映っています。

まずは朝イチなので、活性が高ければ早めのピッチで食ってくるだろうと思い、俺のシャバジグをチョイス。

くるか!?くるか!?と期待しながら、ひたすらシャくる。

船長
船長

全く反応しないね!ガン無視!ポイント移動しようか!

あれ、なんかこのセリフ前にも聞いたことあるな

そう、前回の沖縄遠征で釣りの神様こともりもりさんが言っていたセリフと同じだ。

あの激シブの釣果が脳裏をよぎる。

僕たちは過去ジギング船でいい思いをしたことが一度もない。

なんなら、二日酔いで乗船して今まで味わったことのない気持ち悪さでリバースしまくって、ちょっとトラウマになっているくらいだ。

それでも大物が釣りたい一心で船に乗っている。

こんなところで諦めてたまるか!

活性が低いのであればスロージギングで食ってこないか?いや、ここはインチクか?いろいろ試すが反応なし。

再び俺のシャバジグで勝負。

ボトムから少し上に反応あり。

ついにその時がきた。

着底からの数ピッチでズドン!

で、でかい!

この引きは間違いなくカンパチ!(カンパチあんまり釣ったことないから知らんけど)

水深80メートルからの巻き上げはかなりしんどい。

オシアジガーのドラグはギチギチの10キロに設定。ボトムでかかった時にすぐ根から離させるためだ。

ジギングでの釣りは、かかった瞬間のほんの数秒で勝敗が決まるといっても過言ではないと思う。根に潜られたら負け、根から剥がせば勝ち。

10キロのドラグ設定に耐えることのできる、ロッドとラインが必要。今回ラインはPE1.5号を使用。1.5号のひっぱり強度は約14キロなので、この強度がドラグ値よりも低いとラインが切れてしまうということです。

引きは強いがドラグは一切でないので、デカいと思ったがそこまで大きくはなさそう。

上がってきたのは2キロほどの小ぶりのカンパチ。

とりあえず1匹釣れて一安心!

それからまた渋い時間が続くも、隣りでもヒットの声が!

竿がぶち曲がっている!なかなかのサイズ!

カンパチか!?カンパチなのか!?

上がってきたのは巨大なフグ!センニンフグという魚で、大きいものは1メートルを超えるそう。

内臓に含まれる、猛毒テトロドトキシンはもちろん、皮膚にも毒があるそうで、釣れてもあまり触らないほうがいい、やっかいなやつ。

▲ちゃっかりタコ食うとる

その後、風が少し弱まったので、外洋に巨大カンパチを求めにいくも不発。

大物は釣れなかったものの、いろんな魚が遊んでくれました。

▲アカジン

▲アオチビキ

▲ホンカンパチ

▲オオクチイシチビキ

今回のヒットルアーはすべて、俺のシャバジグでした。

スロー系ジグやブレード系ジグ、インチクなどいろいろ試しましたが、どれも反応なし。

この日はシャバジグのキレのあるダートがあたりでした。やっぱり釣れるルアーは釣れる!

お守り代わりにひとつ忍ばしておきましょう。

今回、お世話なったのはアマニコさん

https://www.amami-occ.com

リーズナブルな料金設定で少人数でのジギングにはおすすめの遊漁船です。あと船長もめちゃくちゃいい人なので瀬戸内周辺で遊漁船を探している方は利用してみてください!

さて、今回も残念ながらビッグモンスターに出会うことはできませんでしたが、やっぱり奄美での釣りは最高におもしろい!

早くコロナが終息して、心置きなく奄美で釣りが楽しめますように。。

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