結局ナイロンとフロロカーボンってどっちがいいの?

釣り情報

リーダーを選ぶ際、ナイロンかフロロカーボンか悩みますよね。

ナイロンの方がお財布に優しいので、できればナイロンを選びたいところ。

どっちがいいかと言われると正直「適材適所」なんですよね。

僕はSUPフィッシング(ジギング)の場合、主にフロロカーボンを使って、ショアからの場合はナイロンとフロロカーボンを使い分けています。

ナイロンとフロロカーボンどっちがいいの?

まずは、おさらい程度にそれぞれのラインを比較してみましょう。

ナイロンとフロロカーボンの比較
  1. ひっぱり強度:ナイロン > フロロ
  2. 結節強度  :ナイロン > フロロ
  3. 耐摩耗性  :ナイロン < フロロ
  4. 伸縮性   :ナイロン > フロロ
  5. 柔軟性   :ナイロン > フロロ
  6. 比重    :ナイロン < フロロ
  7. 透過性   :ナイロン < フロロ

「ひっぱり強度」:単純にひっぱる強度としてはナイロンの方が強い。つまり、同じポンド数であればナイロンの方が若干細くなる。

「結節強度」:ナイロンのほうが柔らかいため結束部分もよく締まる。FGノットやPRノットなどの摩擦系ノットの場合もくいこみが良いのですっぽ抜けにくい。

「耐摩耗性」:根ずれに関してはフロロカーボンのほうがかなり強いとされている。2倍近い強度があるとも言われている。

「伸縮性」:ナイロンで25~30%(100mで最大25~30メートル伸びる)、フロロで20~25%の伸縮率。意外と差は少ない。ちなみにPEラインは2~5%ほど。

「柔軟性」:ナイロンの方が柔らかく、ライントラブル(リーダに使う分にはあまり関係ない)も少ない。また結束もしやすい。

「比重」:ナイロン(比重1.14)に対してフロロ(比重1.78)なのでフロロカーボンの方が沈むのが速い。ちなみにPEラインは(比重0.97)なので水に浮く。

「透過性」:ナイロン(屈折率1.55)に対してフロロ(屈折率1.42)と低いので水中で見立にくい。

SUPフィッシングでフロロカーボンを選ぶ理由

着目ポイント「耐摩耗性」と「伸縮性」

SUPフィッシングの場合、魚探を見ながら根を探し、そこにピンポイントで落とすといったバーチカルな釣りをすることが多いです。(ナブラ打ちや沖磯のサラシを狙ってキャスティングすることもありますが。)

なので、必然的のボトム付近でヒットすることが多く、根ずれの恐れがあるため「耐摩耗性」があるフロロを選んでいます。

次に「伸縮性」ですが、伸縮性があるメリットは魚の急に走り出してもラインが伸びて対応してくれるので、バラシを軽減してくれること。

しかし、SUPフィッシングの場合、水に浮いているので魚が引っ張ってもSUP自身が動き、勝手に力を逃がしてくれます。

▲SUPが動くことでドラグの役割も担う

なので、伸縮性が少なくてもOK。逆にあるとフッキングの際に力が加わりにくいです。

あと、メタルジグのアクションを最大限に発揮するためにも伸縮性は少ない方がいいです。

特に重たいジグを使っているとロッドを大きく動かしていても、伸縮性が高いとジグは意外に動いていないものです。

「比重」と「透過性」

細かな点で言うとフロロはナイロンに比べ沈みやすいので、ピンポイントで根に落とす必要がある、バーチカルな釣りでは有利と言えます。(軽いジグでなければそこまで変わらん気もするけど)

また、透過性も高く水面に対応してラインを垂直に落とした場合、ほとんどの魚はラインが見えることはないでしょう。(ラインを水面に対して平行にするほど光が屈折しラインは見えやすくなる)

ショアでのラインの選び方

ショアでは根ずれの可能性が高いかどうかで選んでいます。

ナイロンを選ぶシーン

堤防など足場がよく周りも砂地のポイントではそう根ずれをすることはないので安価なナイロンを使用します。ブリやサワラなどのをターゲットとする場合、魚の習性上あまり根に突っ込むこともないのでナイロンでも安心です。

また、プラグ系のルアーを使用する際、伸縮性の高いナイロンの方が力が入りすぎず自然なアクションになります。トップ系を使う場合も海面からの飛び出しを抑えることができます。

ひっぱり強度で言うとナイロンの方が高いので、飛距離を出す必要があるショアからの釣りでは少しでもラインを細くできる点はメリットと言えます。

フロロを選ぶシーン

一方、根ずれの可能性が高い磯での釣りや、ヒラマサや根魚など根に潜る魚をターゲットとする場合は耐摩耗性の高いフロロカーボンを選びます。

フロロを選ぶ理由は「根ずれに強い」ただそれだけです。過去に根ずれで何回獲物を逃したことか・・

前述したようにナイロンに比べ、フロロは透過性が高いので水中でラインが見立にくいというメリットはありますが、果たしてこれがどれだけ釣果に影響しているかは謎です。魚がラインを見て違和感を抱くなら、ルアーについているフックなんか明らかに違和感でしかないし、魚はそこまで頭が良くないからです。

まとめ

ナイロンを選ぶかフロロカーボンを選ぶかはアングラーの中でいろんな議論が繰り返されています。

結局答えはないので、根ずれの可能性が高い場所ではフロロカーボン、それ以外は安価なナイロンといったシンプルな考えもありかと思います。

よくわからんって方はナイロンとフロロカーボンのハイブリットライン「カーボナイロン」というものもあるので試してみてはいかがでしょう。

結論:結局どっちでもいい!シーンとお財布と相談しましょう!

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