ミヤベイワナ(Miyabe char)

【体長】30㎝前後(最大50㎝ほど)
【釣れた場所】北海道:然別湖
【ヒットルアー】スプーン、ミノーなど
生態
北海道の然別湖にのみ生息する、オショロコマの固有亜種。
約1万数千年前の火山活動によって川がせき止められ、湖に取り残されたオショロコマが、独自の進化を遂げたと考えられている。
冷涼な湖に適応した魚で、プランクトンや水生昆虫などを食べる。秋になると産卵のため、湖に流れ込む河川へ遡上する。
然別湖では期間限定の釣りが楽しめるが、貴重な魚を守るため、遊漁期間や釣り方などにルールが設けられている。
特徴
ミヤベイワナの最大の特徴は、息をのむほど美しい体色。




背中の色はグリーン、ブルー、ブラウンなどのタイプがあり、体側にはピンクやオレンジ色の斑点が散りばめられている。
生活する水深によって色が変化し、最も美しいとされるブルーバックに出会うには秋のシーズンが狙い目。ただし、秋は喰いが渋いため難易度は上がる。

一般的なオショロコマと比べて体高が高く、胸びれなどのヒレが大きいことも特徴。
また、エラにある「鰓耙(さいは)」と呼ばれる器官が発達しており、プランクトンを効率よくこし取って食べられるように進化している。
長い年月をかけて然別湖の環境に適応してきた、まさに湖の宝石と呼ぶにふさわしい魚だ。

食べ方(美味しさ★★★★☆)
キャッチ&リリースがルールのため、一般的には食べることはできないが、イワナなので美味いことは間違いない。
天然のミヤベイワナは生息域が然別湖に限られる貴重な魚。釣りでは資源保護のためのルールを守ることが大切。
食べる機会があれば、その美しい魚体だけでなく、然別湖の自然が育んだ魚ならではの魅力も味わってみたい。



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