最近流行りのSUPフィッシング。
これからSUPを購入しようと考えている方もいるのではないでしょうか。
特にコンパクトになって、持ち運びが手軽なインフレータブルタイプを検討している方も多いと思います。
しかし、インフレータブルタイプの場合、穴があいて空気が抜けないか心配ですよね。
残念ながらフックや魚の背ビレが刺さって穴があくことはあります!
僕も4年ほど愛用しているSUPでフックが刺さって穴があいたことが3回あります。
しかし、対処法と修理方法を知っていれば、そこまで心配することはありません。
SUPの穴あき対処法
それでは穴あきの対処法をさくっと説明していきましょう。
フック、背ビレが刺さらないように注意すること
まずは未然に穴があかないようにすることが大切。
まあ、分かっていてもあいちゃう時はあいちゃうんですけどね。
大概はランディングの際に暴れて、フックや背ビレが刺さることが多いかと。
ランディングする際は少し長めのタモでSUPの側から少し離れたところでネットインすると安心です。
ネットインしたら、魚が暴れる前にサクッとフックを外しましょう。
▲持ち手が長く使いやすいランディングネット
タコはボードの上に置いたらアカン
つい先日の出来事。
大ダコがヒットし、ランディングしてボードに置いた途端、ネットに入ったままスルスルっとボードの下に潜っていきました。
SUPの裏にくっついてしまい、友人に剥がしてもらおうとしますが、吸盤の力は想像以上に強く剥がれません。
仕方ないので、先にルアーだけ外そうと思ったら、嫌な予感が…
あ、これ完全にフックがSUPに刺さっとるやないか。
プシューっと勢いよく空気が漏れてますね。
しかし、ここで焦りは禁物。(ちょっと焦ってるけど)
穴があいたら落ち着いて岸に戻りましょう
勢いよく空気が抜けてそうに見えますが、ピンホールくらいの大きさなら1時間経ってもボードはガチガチに硬いです。
すぐに空気が抜けて沈んでしまうようなことはありません。
とは言っても、途中で穴が広がることもあるかもしれません。
落ち着いて岸に戻りましょう。
できれば、誰かに岸まで同行してもらうのが安全です。
ピンホールの修復
いつ何時、穴があくか分からないので、ウレタン接着剤とダクトテープは常備しておきましょう。
まずは穴があいてる場所を確認して、空気を抜きます。
空気が抜けたらピンホールに接着剤を塗り付け、直径4センチほどに薄く伸ばします。
このまま一晩置いてあげれば、生地を貼らなくてもピンホールくらいなら修復完了です。
コツはちゃんと空気を抜くこと。
空気を抜いておかないと、接着剤の中に小さな気泡ができてしっかり膜を作ることができないので注意。
一応ダクトテープも貼っておくことに。空気漏れは全くありませんでした。
ピンホールの場合は、いつもこんな感じで修理しています。
破損箇所が大きい場合は、生地を貼って修理しましょう。
▲SUPの穴あきの相性抜群の接着剤
まとめ
残念ながらインフレータブルSUPには穴あきは付きものです。
なるべく穴があかないよう、未然に防ぎたいところ。
SUPを選ぶ際にも2レイヤーや3レイヤーといった生地を貼り重ねた丈夫なSUPを選ぶのも1つのポイントです。
万が一穴があいてしまったも落ち着いて対処しましょう。
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