人気爆発で品薄状態が続く、SOTOのガスランタン「Hinoto(ひのと)」
価格が高騰し、定価では入手困難となっています。
どうしてこんな人気なのでしょうか?
レビューを書いている記事はたくさんありますが、ここでは少し違う視点でレビューしていきたいと思います。
ガスランタン「Hinoto(ひのと)」
「Hinoto(ひのと)」とは?
一言で言うと「ガス式のろうそく」です。
キャンドルランタンというジャンルですので、周囲を明るく照らすライトとしての機能は物足りない。
ライトの役割として購入を検討している人にはおすすめしません。頑張って読書灯にぎりぎりなるかな?というレベルです。
では「Hinoto(ひのと)」はなぜ人気なのでしょうか?
「Hinoto(ひのと)」のいいところ
①癒し効果
Hinotoのいいところは、なんとも言えない癒しの雰囲気を作れるところ。これに限る。
ろうそくの火って見ているとなんだか落ち着きますよね。
そう、現代人は疲れているから癒しを求めてるいるのです。だからHinotoは人気なんです。たぶん。
ろうそくの火には人の心や体をリラックスさせる効果があり、それには「1/fゆらぎ」が関係しています。
“1/fゆらぎ”とは規則性の中に不規則が存在しているもののことで、海辺の波、小川のせせらぎ、蛍の光などが当てはまります。
人の心臓の鼓動や、体を動かず電気信号などもこの1/fゆらぎのリズムなので、五感で感じる事で癒しの効果があるとされています。
なので、キャンプでの雰囲気づくりはもちろん、室内でのチルタイムにもおすすめです。
ちなみに僕はプロジェクターで映画を見る際の灯りとして使用しています。この灯りでホラー映画とか観ると雰囲気出ますよね。
ただし、後述しますが屋内での使用には注意が必要です!
②残ったガス缶を有効に使える
HinotoはOD缶に繋いで使うこともできるし、CB缶から充填することもできます。
僕はSOTOのレギュレーターストーブを持っているので、中途半端に余ったCB缶がいたるところに。
それを余すことなく充填して使えるのは嬉しいところ。
他メーカーでもこういったガス式キャンドルランタンは販売されていますが、現行商品で充填できるタイプはおそらくありません。
③三脚に固定できる
これが何気に嬉しい機能。
底にネジ穴があるので、安定感を出したい時や高い位置に置きたい時に三脚と合わせて使用することができます。
「Hinoto(ひのと)」のいまいちなところ
①屋内で使えない
これはHinotoに限ってではなく、火器類に言えることではありますが、メーカーとしては屋内での使用を禁止しています。
Hinotoは家庭のガスコンロやガスバーナーと違って、炎がオレンジ色。
これは炎が完全燃焼しておらず、酸欠状態で燃えているので不完全燃焼となり、一酸化炭素が発生しています。
屋内で使用する場合はしっかりと換気をして自己責任で!
②燃焼時間が短い
充填した場合の燃焼時間は1〜2時間ほど。
なくなればその都度、充填するかOD缶を使用すればいい話ですがもう少し持ってほしいところ。
③安定感がない
スタイリッシュでコンパクトなデザインで場所を取らない反面、安定感に欠けます。
倒した際の安全装置はないので、置く場所には注意が必要です。
安定感を出したい時はOD缶を使うか三脚と併用しましょう。
まとめ
癒しの雰囲気をつくるには欠かせないキャンドルランタン。
お手頃な価格でスタイリッシュかつ充填式。
他のキャンドルランタンと差別化することで、人気が出ることも納得です。
購入して良かったと思える商品です。
【おまけ】その他のガス式キャンドルランタン
コールマン ルミエールランタン
レトロな見た目で比較的大きめのランタン。キャンドルランタンの中では明るさがある。
キャプテンスタッグ キャンドルガスランタン
コスパで選ぶならコレ。初めてのキャンドルランタンにもおすすめ。
スノーピーク リトルランプノクターン
コンパクトという面ではコレが一番。
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