「魚種限定解除」のキャッチコピーで爆発的な人気を誇るメタルマル。
タックルボックスに1つは忍ばしてる方も多いのでは?
僕もメタルマルにはかなりお世話になっていて、まさに魚種限定解除のごとく、いろんな魚を釣ってきました。
やはり人気があるルアーにはすぐに偽物が作られます。
ルアーは消耗品。安くて釣れるモノなら偽物でも買ってそんはないですよね!
果たして偽物の実力はいかに?!
今回は実際に買ってみた偽物メタルマル、2つを紹介します!
①もっとウェイトがあったらいいなという方にオススメ。ヘビーメタルマル!
現時点での展開は13g、19g、28g、40gの4種類。
噂によると60gを現在開発中だそう。
普段SUPで釣りをすることが多いので、深場用にもう少し重たいウェイトのものが欲しく、早く60gが発売されないかな。と思っていた時に見つけたのがコレ▼
メタルマルのパチもんでウェイトは50g
しかも、5個で2,000円と本物2個より安い!
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早速、購入してみました。
観察していきましょう。
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形はまんまメタルマルです。
しかし、塗装の雑さは否めません。
おそらく、ゴロタのサーフなんかでキャストしたら一投目で丸裸になって帰ってくるんじゃないでしょうか。
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リアのブレード部分のスプリットリングはエソでも伸ばされるんじゃないかと思うくらい頼りないです。
リアにもフックを付ける場合は、スプリットリングの交換も必須ですね。
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フロントのフックはそれなりに使えそう。
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40gのメタルマルと比較してみてます。
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パチもんは死んだ魚のような目をしています。
パチもん感が半端ないですね。
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ブレードは少し大きめ
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ルアーの長さはさほど変わりません。
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ウェイトが10g重いので横のボリュームはそれなりにでています。
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実際の重さは48gでした。
このままでも使えそうですが、リアにもフックを付けたいので少しチューニングします。
先ずはブレード部分のスプリットリングを交換。
サイズは#2がちょうどいいです。
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右が最初から付いていたやつで、左のものに交換します。
太さが全然違いますね。
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最初から付いていたやつは2つで0.06gしかありません。一瞬で伸びるやつ。
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交換するやつは2つで0.12gと倍です。
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フックはメタルマル用のシングルフックMを使用します。
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このメタルマルのシングルフックMが絶妙な大きさ。フックサイズ大きくするとフロントフックとリアフックが絡んでしまいます。
もう少しフックを大きくして、強度は上げたい場合はフックサイズ#2がおすすめ。
それ以上大きくすると、フック同士が引っかかるリスクが高まります。
▼実際の泳ぎがコレ
28gと比較しましたが、さほど大差はないのでは?
※パチもんのレビューにまっすぐ泳がないといったものがありますが、元々メタルマルはまっすぐ泳ぐルアーではありません。
これで、本家メタルマルと変わらない「魚種限定解除」であればパチもんメタルマルもありですね!
実釣が楽しみです。
【追記】
早速、実釣で使ってきました。
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ドン!まずはキジハタ
水深35mほどで潮も速いポイントでしたが、50gという重さなので、ちゃんと落とすことができました。
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キジハタ以外にもタイが釣れました。
根魚やタイは、ただ巻きが効果的です。
また、ブレードに食って来ることが多いので、リアのフックチューニングは必須です。
さらに、ワンピッチでしゃくっているとズドン!
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なんと、いいサイズのヒラマサでした。
青物には速めのジャークを入れたりするといいかも。
60オーバーのヒラマサでしたが、チューニングなしのフロントフックのみで釣れました。
![](https://osakanadaizukan.com/wp-content/uploads/2020/08/img_8057-1024x768.jpg)
しっかりフッキングすれば、さらに大きい魚でも対応できそうです。
青物系であればフロントフックのみでもいいかもしれませんね。
実釣結果、パチもんヘビーメタルマルは釣れる!
②コスパ最強!もはや本家メタルマルよりコレじゃない?!
28gのみの展開ですが、1つあたり278円という最強コスパのメタルマルを発見しました。
これなら根掛かりも恐れず、ガンガン底を攻めることができます。
早速、観察していきましょう。
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カラバリもこれだけあれば十分。
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本物と比較。ぱっと見は、ほぼ一緒です。
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下のパチもんの方がやや太くなっています。
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その要因は本物は目の下部分が鉛に対して、ぱちもんは樹脂素材のため、横幅を太くすることでウェイトを増しているからです。
それにしても相変わらず、ぱちもんは死んだ魚の目をしていますね。
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パチもんのブレードは少し小さめ。なぜかスプリットリングが1つ多く着いています。
![](https://osakanadaizukan.com/wp-content/uploads/2020/10/img_9024-1024x768.jpg)
スプリットリングが1つ多いことでリアフックが長くなり、フロントフックに絡まりやすくなるので、外すようにしましょう。
スプリットリングも強化しておいたほうが無難です。
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パチもんもシングルフックに変えてみました。
微妙にフロントフックと絡む可能性がある距離感。ただ頻繁に絡むレベルではないです。
それに対して本物は絶妙な距離感ですね!良くできています。
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![](https://osakanadaizukan.com/wp-content/uploads/2020/10/img_9031-1024x768.jpg)
重さは1gほど、パチもんのほうが重い。
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重心の位置もほぼ同じ。
これだけマネしていれば釣れないワケがない!
また実釣の結果を追記したいと思いますのでお楽しみに!
【追加】
奄美大島にてオニヒラアジ
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![](https://osakanadaizukan.com/wp-content/uploads/2021/04/35E4E324-EC59-455C-BCF7-FA81E084D3B1-1024x768.jpeg)
フッキングもバッチリ決まって、早速力を発揮してくれました!
▲コスパ最強!これでロストも怖くない!この手の商品をすぐに売り切れるので買うならお早めに!
▲因みにもう一つパチもんがありますが、こちらはフロントフックとリアフックの距離が近すぎるため、フック同士が絡みやすいそうです。
▲人気爆釣ルアーのVJシリーズのパチもんもおすすめ!
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