SUPフィッシングでの釣果。
- ポイント:三重県熊野市須野
- 日時:2021.6.13 7:00-14:00
- 潮:中潮(満潮6:25 干潮13:24)
- 水温:20.5℃
釣果
- オオモンハタ 多数
- アカハタ 多数
- カサゴ
- アヤメカサゴ 2匹
- オキナヒメジ 多数
- サバ
- チカメキントキ
- オニカサゴ
- タマガシラ
- ムツ
- ホウボウ
- エソ 多数
実釣
久々に三重でのSUPフィッシング。
初めてのポイントへ。
この日はタイが釣りたかったので、とりあえずタイラバを落としてみる。と1発目からヒット。
上がってきたのはアカハタ。小ぶりなのでリリース。
出港して割とすぐのところにベイトの高反応が。
あたりにイワシが大量に回遊している。
青物が付いていないか、「俺のシャバジグ」で誘ってみる。
するとオオモンハタがヒット。
その後もベイトの反応はあるが、青物はいなかった。
少し沖の方へ移動。水深は45メートルほど。
ひたすらタイラバを落とすが反応なし。
タイラバは諦め、スロージグに換えるとここから爆釣。
着底から大きく3ピッチほど、ゆっくりしゃくりを入れると、その間に喰ってくる。
どうやらアカハタマンションがあるらしく、そこのポイントに落とせば、9割近い確率でアカハタがヒットする。
少しポイントを変え、水深60メートルの砂地に行くと次はオキナヒメジが次々とヒット。
中には50センチ近い個体も混ざって、このサイズになるといい引きになってファイトが楽しい。
次は、根が荒めのポイントへ。
早速ヒット。アカハタとは違う引き。
一瞬、キンメダイが釣れたのかと思ったが、こちらはチカメキントキダイという魚。サイズは35センチくらい。初めての魚が釣れると嬉しい。
こちらも初めて見る魚。
タマガシラというらしい。水深50〜200メートルのやや深場に生息しているよう。
続いてカサゴと思いきや、オニカサゴ。
普通のカサゴよりいかつい顔面をしている。
こちらもカサゴと思いきや、アヤメカサゴという魚。50メートル以上のやや深場に生息しているよう。目ん玉がえげつないことになっている。
本来の姿はこちら。
こんな魚も釣れた。
ムツ。言わずとも知れた超高級魚。本来は200メートル以上の中深海に生息している魚だか、小さいうちは浅瀬にも生息しているそうだ。20センチほどの個体だったが、刺身が絶品だった。
水深60メートルを超えてくると、釣れる魚種も変わってきて面白い。
水深80メートルのポイントでは、馬鹿でかいモンスターがヒット。あっという間に根に潜られラインブレイク。あれはクエだったんじゃないかと一人で興奮していた。
いい時間になったので戻りつつ魚狙う。この時間帯は潮が岸に向かって流れていて、漕がなくても出艇ポイントに戻れるので楽ちん。
潮の流れに乗せてジグを落とす。するとフォール中にヒット。やっときたか青物。
ハマチくらいの引きだが、なんかいつもと違う感じ。瞬発力がすさまじい。上がってきたのはグッドサイズのサバ。
40センチくらいになると、サバもいい引きになる。
さらにホウボウがヒット。
いろんな魚種が釣れるが、お目当てのタイが釣れない。あと青物も。
岸に上陸する手前で、再びイワシの群れに遭遇。
青物こい!としゃくるとついにヒット!
凄まじい走りでラインブレイク。ボトム中心に探っていた為、根に潜られないようドラグを強く締めていたので、瞬発的な力に耐えられなかった様子。こまめなドラグ設定が必要と反省。
最後にラインブレイクで終わるのは悔しいので、もう一つのタックルで青物を狙う。ルアーは安定のVJ-28。
ベイトの群れを通すと、中層付近でヒット!強い引きだが、青物のように走らない。
上がってきたのは50センチを超えるオオモンハタ。
重さ1.7キロ。オオモンハタにしては良いサイズ。
ハタ系は根でじっとしている印象だが、中層あたりを回遊することもしばしばあるそう。
青物は釣れていないが、最後にいいファイトができたので切り上げることに。
釣果は12種の魚を釣ることができた。南国の海ではともかく、関西エリアの海でこんなに多くの魚種が釣れるとは。
スロージギングの可能性
ルアーはすべてBassdashのスロージグ。
この日はベイトのイワシがそこら中に湧いていた。
イワシは中層〜表層を回遊。
根魚など、青物みたいに泳力がない魚は逃げ惑うイワシの群れをがむしゃらに追いかけて無駄な体力を消耗するよりも、ボトムから表層を見上げて、弱ったイワシがゆらゆらと落ちていく所を狙っているのではないだろうか。
それをうまくスロージグで再現できたのが、この日の釣果に影響したのではないかと。
一方、タイラバやハイピッチで誘うようなジグへの反応はしぶかった。
スロージグのすごさを実感した1日だった。
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