SUP(カヤック)フィッシングを始めるのに必要なモノはコレ!

SUPフィッシング

前回、SUPフィッシングにおすすめのインフレータブルSUPを紹介しました。

今回は次のステップ、SUPと併せて買いたい商品を紹介します。

SUP(カヤック)フィッシングを始めるのに必要なモノはコレ!

1.パドル

はい、まずコレがないと始まりません。

SUPフィッシングの機動力となるモノなので、しっかり選びたいところ。

インフレータブルSUPを購入したのであれば、3ピースのモノがおすすめ!

3ピースであればSUPの収納バッグに収めることができるからです。

主にパドルに使用されている素材は3つ。

素材
  • アルミ
  • グラスファイバー
  • カーボン
左に行くほど軽くなり、値段も上がる

カーボン>グラスファイバー>アルミ

SUPフィッシングのように長時間漕ぐシーンでは重いと疲れが溜まりやすいので、できればカーボンにしたいところ。

しかし、予算は抑えたい。

そんな時はグラスファイバーとカーボンのハイブリッド型がおすすめです。

ハイブリッド型のメリット
  • 価格を抑えることができる
  • アルミ・グラスファイバーに比べ軽量
  • フレックス(しなやかさ)ができる

カーボン100%だと、めちゃくちゃ軽くなりますが、シャフト部分が硬くなります。

硬くなればフレックスはほとんどなく、水にダイレクトで力を加えることができる一方、そでだけの付加が体に加わります。

レースなどでタイムを競うようなシーンでは最適ですが、釣りのような長時間漕ぐようなシーンでは多少のフレックスがあるほうが楽です。

前置きが長くなりましたが、ハイブリッド型のおすすめパドルはコレ。

STARBOARD スターボード ENDURO 2.0 TIKI TECH 3ピース


僕が使用しているパドルです。

重量は780gほど。(サイズによって異なります)

3ピースパドルはフレックスが35mmと一番固いモデルしかありませんが軽くて扱いやすく、長時間漕いでも疲れにくいです。

ちなみにブレードサイズはS(475cm² )を使用しています。Mサイズは(525cm² )

ブレードが大きくなるほど、ひと漕ぎの進む距離は大きくなりますが、それだけ負担も大きい。

このあたりは、自分の筋力と体力と相談して決めるのがいいと思います。

僕は筋力は少ないですが体力はそこそこあるので、軽い力で多く漕ぐほうが楽だと思いSサイズにしました。

価格は29,700円と少し高めですがいいパドルです。アルミパドルとは漕ぎ心地がぜんぜん違う!

ブレードのサイズがXS~Lサイズまであり、自分にあったパドル選びができるところも嬉しいポイントです。

RED PADDLE CARBON 50 NYLON 3PC


シャフトはカーボン50%+グラスファイバー50%(おそらく)、ブレードにナイロン素材を使用。

重量は約900gと少し重め。

ブレード面積は465cm²

価格は19,800円とお手頃。

レッドパドルが好きな方にはおすすめ。

AZTRON カーボンハイブリッドパドル 3セクション


重量820g

ブレード素材に70%ナイロン+ 30%ファイバーグラスを使用

シャフト素材に70%カーボン+ 30%ファイバーグラスを使用

ブレードサイズは表記なし

価格も11,880円とリーズナブル!

初めの1本におすすめです。

2.ライフジャケット

海には危険がつきもの。

ライフジャケットは必ず着用しましょう。

SUPは基本的に立って漕ぐので、体にフィットして、尚且つ軽量なものがおすすめです。

ただSUPフィッシングとなると、収納力も大事。

そこでおすすめのライフジャケットがコレ!

コアマン × パズデザイン スーパーライトベスト


僕も使用しているライフジャケットです。

特徴は浮力体に粒状の「ビーズフロート」を採用している点。

着用時に体の形に沿って形を変えるので、フィット感抜群でパドリングの妨げにもならず着心地も最高です。

またポケットも多く収納力も申し分なし。

カラーはブラックとカモ柄があり、デザインもかっこいいのでおすすめです。

3.ロッドホルダー

SUPフィッシングの時、ロッドはどうしたらいいの?

ずっとに持っているわけにはいかないし、SUPの上に置いているだけでは落としたり、波をかぶる危険性があります。

クーラーボックスにロッドホルダーを取り付けている人も多くいますが、必ず重いクーラーボックスを持っていかないといけなく、手軽にSUPフィッシングを楽しむことができません。

そこで、おすすめしたいロッドホルダーがこれ!

CAP キャップ SUP de FISHING


僕も実際使用しているこのロッドホルダー

SUPにベルトで固定するだけで簡単に設置できます。特別なマウント等は必要ありません。

このロッドホルダーのメリットはトローリングができること。

ロッドホルダーの角度を調整することができ、トローリングに適した角度でロッドを固定できます。

このトローリングが意外と釣れる!

回遊系の魚がいるときは、ドラグを少し緩めて漕いでいると、ドラグがジィィーッと鳴り出すことが結構あります。

移動中も効率よく釣りが楽しめます。

また、クーラーボックスの固定ができるので、後方にDカンがついていなくどう固定しようか悩んでいる人にもおすすめです。

値段は13,000円と安くはありませんが、買って損のない商品だと思います。

フラッグ

SUPやカヤックは海にでると、姿勢が低いため全然目立ちません。

波があると特に見えづらくなります。

また、船からもとても見えにくくため、実際に接触事故も発生しています。

SUPで常に立っている場合、まだ目立ちやすいかもしれませんが、座ることもあるかと思いますので、フラッグは必ず装着しておきましょう。

接触事故防止、仲間の位置把握のためにフラッグは必須です。


シーアンカー

潮の流れが速い時はSUPが流されてしまい、ジグをポイントに落とすことができず、釣りがやりにくい場合があります。

そんな時はシーアンカーが便利です。

パラシュートで抵抗が生まれ、流される速度が遅くなります。

高価な物ではないので、買っておきましょう。


クーラーボックス

クーラーボックスは魚を入れるだけでなく、食料や飲み物、濡らしたくない小物などを入れておくこともできます。

また、背もたれ代わりにできたりと何かと便利。

クーラーボックスの大きさは25リットル前後がおすすめです。


また、クーラーボックスってどう固定しているの?と疑問に思う方もいるのでは。

僕のSUPは後方に4か所Dカンが付いているので、ベルトでがっちり固定することができます。

Dカンがない場合はSUPにぐるっと一周ベルトを回すことで固定することができます。


魚のキープは次で紹介する、ストリンガーでも大丈夫ですが、夏は水温が高いため、長時間ストリンガーで魚をキープするより、クーラーボックスがあったほうが安心です。

ストリンガー

手軽に魚をキープできる、キーホルダーのようなもの。

クーラーに入らないような大型の魚のキープや、短時間釣行でクーラーボックスを持っていかない際に便利。


ストリンガーはフック同士が絡みにくいものがおすすめ

タモ

魚をキャッチする際には必須。

特にインフレータブルのSUPだと、ボードに魚を上げる際に暴れて、ヒレやフックが刺さって、バーストすることがあります。

実際に鯛を釣って背鰭がSUPに刺さり、バーストしたのを見たことがあります。

背鰭が刺さるぐらいでは、ピンホール程度の穴なので、急に空気が抜けて沈んだりすることは基本的にありませんが気をつけたいですね。

タモでキャッチして、落ち着いてルアーなどを外しましょう。

ネット部分はラバー素材で網目が大きいモノがおすすめです。

網目が細かいとルアーのフックが絡んでしまい、取るのが大変です。

また、大物に備えてネットも大きめの物を選びましょう。


魚探

いくらSUPで沖に行っても、やみくもにルアーを落としているだけでは魚は釣れません。

魚探で地形を把握したり、ベイトの群れを見つけたりと魚がいそうな場所を知る必要があります。

ただSUPに魚探を設置するにはマウント等の取り付けが難しく、なかなかの工夫が必要。

そこでお手軽な魚探がこれ。

DEEPER ディーパー

球状の魚探でWiFiと接続して、スマホで情報を表示します。


魚がいるとアイコンと音で知らせてくれるので、初心者でも扱いやすいです。

魚探は高価なので、ちょっとまだ手が出せないという方には海釣図Vという海図アプリがおすすめ。

海釣図V ~海底地形がわかる海釣りマップ~

海釣図V ~海底地形がわかる海釣りマップ~
開発元:株式会社マップル・オン
無料
posted withアプリーチ

海底の地形を把握することができ、魚探がなくても魚がつきそうな場所を把握できます。

また、魚礁ポイントも分かるので、とりあえず魚礁を狙って行くのも釣果につながります。

▲DEEPERについての詳細はこちらから

電動ポンプ

インフレータブルSUPを膨らますのって意外とハードですよね。

手動ポンプで膨らますと、体力は消耗するし、時間がかかります。

早いところ電動ポンプを買って楽しましょう!さくっと膨らませてしまえば、朝まずめの貴重な時間も逃しませんよ!


▲電動ポンプの選び方はこちらから


しっかりと装備を整えて楽しく安全にSUPフィッシングを楽しみましょう!

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