はいさい!
遠征に行きたくても、コロナの影響でなかなか行きにくいご時世。
沖縄に友人の家族がいるので、沖縄本島の状況を聞きつつ、もりもりさんとも相談して遠征に行くことにしました。
もりもりさんと言えば、沖縄では釣りの神様と称されるほどの釣り名人。
YouTuberのハイサイ探偵団の動画にもよくでています。
今回、もりもりさんが新しい船を購入し、めちゃくちゃでかい船になりました!
その名もバディー3
今回もカンパチ狙いのジギングとGTキャスティングの2本立てでいきます。
前回は二日酔いで挑んだため、撒き餌のパラダイスでした。笑
万全のコンディションでいざ出向。
今日は潮の流れが複雑で午後からは二枚潮になるとのこと。
潮が落ち着いている間にジギング開始。
一つ目の魚礁ポイントに到着。
海底には人工魚礁と呼ばれるブロックが沈められており、そこに根魚やベイトが集まります。
カンパチは魚礁の少し離れたところを回遊していることが多いそう。
魚礁は高いものでは20mほどの高さがあります。
1つ目のポイントも10mほどの魚礁でした。
周辺にはカンパチらしき反応あり。
魚礁のボトム付近にも反応があります。
水深は70mほど。
120gのジグを投下。
着底。
ジギングの場合、着底から一発目のしゃくり上げで食ってくることが多い。
この瞬間が毎回ドキドキして好き。
しゃくり上げると同時にロッドに重さがグッとのしかかり、竿がぶち曲がる感覚。
早くこい。早くこい。
ひたすら、落としてはしゃくりを繰り返す。
全くジグに反応してないね!ガン無視!
うそだろ・・・
ポイントを移動して、ひたすらしゃくる。
追いかけてもこないね!
僕たちの技術が足りないのか、魚のやる気がないのか。
焦りがでる。
そんな状況でfisherman:Kに待望のヒット!
ロッドが海に引きずり込まれるようにブチ曲がる!!
こともなく、割とすんなり上がってきている。
もりもりさんがタモを準備して待ち構える。
上がってきたのは待望のカンパチ!
ちっこ!
こんなサイズ、タモを使うまでもないと立ち去るもりもりさん。笑
サイズは小さいですが、嬉しい1匹!
そして、お隣ではジセーミーバイが上がってました!
50センチほどでジセーミーバイにしては、大型サイズ!
噂によると沖縄三大高級魚のアカジンより美味いらしい。
エサ釣りは比較的好調なようで、何かしら釣れています。
とりあえず、なにか釣りたいのでエサ釣りにシフトしようという気持ちが芽生えますが、普段ルアー釣りしかやらない僕にとって、エサ釣りは逃げた感じがするのでルアーで粘ります。
そんな安っぽいプライド捨ててしまえばいいのに。
ポイントを移動して、もりもりさんが根にピンポイントで船を流してくれます。
そこにジグを落とし込み着底。
しゃくり上げると、ズドン!
魚が根に突っ込み、ロッドのブチ曲がる!!
このたまらない感覚!
深場のボートフィッシングの場合、根から剥がせば勝ったも同然。
強引に引き剥がしてやるとか思う暇もなく、0.2秒でラインブレイク。
もっと楽しませてくれてもええやん。と思いながらラインを巻き上げる。
40lbのリーダーがズタズタになってました。
あの、ツッコミからすると結構デカかったのに・・・
でも魚の活性は上がってきているはず!
カンパチの群れを発見!
すかさずジグを投下!
しゃくる、しゃくる、しゃくる!
まったく反応しないね。笑
なんでやねん!
あっと言う間に午後の後半戦に突入!
気持ちを切り替えてGTキャスティングに変更!
20mほどの少し浅場のGTポイント。
周りはトビウオが跳ねているので期待できる、ともりもりさん。
まずはSHIMANOのロックジャークで攻める。
僕はこのロックジャークで2度GTをかけているので、信頼しているルアー。
ただ巻きでしっかりアクションしてくれるので、扱い易さもバツグン。
時折ボイルが発生し、期待が高まる。
でるか?でるか?
ひたすらキャストを繰り返すが、全く反応なし。
次はこの日の為に購入したウッドルアー。
その名も、鼓舞羅(コブラ)
ちなみにお値段1万円。
魚は金をかければ釣れると、どこがで聞いたことがある。
沖にでて、高級ルアーをぶん投げていたら誰でも釣れるんじゃないの?
釣りをしない人はきっとそう思っているだろう。
しかし、釣りはそんな甘くない。
この高級ルアーのポテンシャルをもってしても、キャストを何百回と繰り返すが何の反応もしないのだ。
辛すぎる。
そして、船の先にはかなり怪しげな雲が。
案の定雲に突入し、僕たちの心を折るように激しい雨が殴りつける。
それでもひたすらキャストを繰り返した。
刻一刻と時間だけが過ぎる。
焦りがでる。そう、まだ僕は1匹も魚を釣っていないのだ。
沖縄まで来て、もりもりさんという釣りのスペシャリストの船に乗り、1万円の高級ルアーをぶん投げる。
なのに釣れない。
心には1ミリの余裕もない。
精神は完全にやられていた。
気づけばもりもりさんに「GTキャスティングはもういいです。何か釣りたい」と言っていた。
するともりもりさんが笑い出す。
いやいや、今めっちゃいいときやから頑張って!
しかし、僕は完全戦意喪失していた。
そんな中、友人はひたすら投げ続ける。
釣りたい。釣りたい。釣りたい!
その気持ちが魚に伝わったのだろうか。
・
・
・
釣りたい!という殺気がこもったルアーから魚たちは遠ざかっていった。
さて、気を取り直してポイントを移動。
再びジギングでカンパチを狙います。
もりもりさん曰く、カンパチは朝食ってこない場合、夕方は食ってくるそう。
これは期待大!
ジグを投下。
ひたすらしゃくる。
しゃくる。
しゃくる。
しゃくる。
しゃくりすぎて顎がしゃくれそう。
期待とは裏腹に相変わらずのガン無視。
僕たちは相当、魚に嫌われてるようです。
そうこうしている間にあっという間に時間は経ち、ぼちぼち帰らないといけない時間に。
もりもりさん「あと2回流したら帰りましょう。」
なんとか一匹釣りたい。
そんな思いが通じたのか、着底からの一発目のしゃくりで、僕のロッドがブチ曲がった!
きたーーーーーーーっ!
のは、40cmほどのアカジンでした。
嬉しいけど、素直に喜べない僕。
そして、最後の流しでfisherman:Kにもヒット!
最後の最後にドラマが待っていた!
中層あたりでヒットしたので、おそらく回遊魚!
カンパチ!?
なんだなんだとみんなの視線が集まる。
上がってきたのは・・・
サンゴ。笑
んなことある!?
中層付近にサンゴがゆらゆらと漂っていたそう。
こうして、僕たちのもりもり号リベンジは惨敗という形で幕を閉じた。
釣果はいまいちでしたが、大物狙いの釣りなんてこんなもん!
この日は特にコンディションが悪く、バディー号がリニューアルしてから最悪の釣果とのこと。
なんかすいません。笑
グルクンの飲ませではアーラミーバイがよく上がっているし、翌日はGTも上がったそうです。
沖縄で船をチャーターするなら、もりもりさんのバディー3で間違いなし!
ちなみに翌日も船を紹介してもらい、ちょこっと出航しましたが、またまた二日酔いで撒き餌をしていたのはここだけの話。
次リベンジする時は、まず餌釣りで魚を釣って、心にゆとりができてからGTを狙おうと思います。
▼今回の釣行の様子
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