GWは福島のとある渓流でキャンプ&イワナを狙ってきました。
テン場を探して林道を歩く
まだ薄っすらと雪が残っている5月の福島の山。
歩いていると水溜りに氷の塊のようなものが。
サンショウウオの卵?
ハコネサンショウウオの生体も。
林道沿いには山菜も豊富。山菜の王様タラの芽をはじめたくさんの種類が。
晩御飯のために少し収穫しておく。
ちなみにこれは片栗粉の原料にもなっていたカタクリの花。
カタクリは発芽してから花を付けるようになるまで8年ほどかかり、花を付けるようになっても、地上に顔を出すのは4月~5月にかけての数週間だけ。花を咲かせるのは2週間ほどしかなく、地上部は枯れて地下部は休眠にはいるため、「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」=春の妖精などと呼ばれいるそう。
歩くこと40分ほど。テントを設営できそうな場所を見つけたので、ここを拠点とする。
竿を出してまずはミノーを打ちながら遡上していく。
が、ぜんぜん釣れない。魚がいないのか。
試しにiPhoneを沈めてみると、魚影が映っていた。魚はいるようだ。
さらに奥に進むといい感じの淵があった。
テンカラでニンフを投げると…
27センチほどのヤマメがヒット。これは嬉しい1匹。
さらにミノーでも…
20センチほどのイワナがヒット。
さらに奥へと進んでいく。
すると滝が現れた。滝には主がいるのがお決まり。
滝壺にスプーンを通すと一発でヒット。
25センチほどのイワナ。
スプーンを通すたびにイワナが食いついてくるが、尺を超える強者は現れない。
大物がいないかiPhoneを沈めてみると、イワナの姿が映るものの、どれも20〜25センチほどのサイズ。主は確認できなかった。
20センチ前後のイワナは爆釣だったがリリースして、食べる分だけいただくことに。
川魚は海に比べ個体数が圧倒的に少ないので、不要な殺生はしないよう気をつけたい。
美味しくいただく
釣ったイワナは燻製や刺身、天ぷらにしていただくことに。
胃袋の中からはハリガネムシが。
川魚は寄生虫がいる可能性が高いので、生食は自己責任で。ちゃんと火を通して食べることをおすすめする。ただ、めちゃくちゃ美味かった。
僕が住んでいる関西ではこんなに簡単に釣れないので、福島のポテンシャルには感動した。
福島の自然に感謝。
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