GARMINのストライカー4はコンパクトでSUPとも相性バツグン。お手頃な値段でSUPフィッシングの魚探入門にもオススメの1台です。
ただSUPはカヤックに比べると艤装がしにくく、魚探の設置方法に頭を悩まされます。
今回はストライカー4のマウントを自作していきます。
バッテリーケースマウントの作製
防水ケースを準備
ストライカー4はモバイルバッテリーを電源にするのがベスト。
そうなるとバッテリーの防水性を確保するためのケースが必要になります。
この防水ケースをマウントとして使えるよう改造します。
おすすめの防水ケースがこれ。
IPX8等級で防水性は完璧です。
しかし、バッテリーケースとして使用するには、ケーブルを通すための穴を開けなければいけません。
せっかくの防水ケースに穴を開けちゃうの?そこから水入りますやん。
世の中にはそんな穴を塞いで防水性を確保してくれる便利グッズがあるんです。
ケーブルグランドという商品。
なかでもこの日本ABC株式会社というところが、出しているスーパーグランドAVC-05という商品がオススメ!
ケーブルの太さが直径3.5〜10㎜まで対応しているので汎用性が高い。
他メーカーのケーブルグランドも数多くありますが、ケーブルの先端の太さを考慮しないと、通すことができない可能性があるので、幅広く対応しているスーパーグランドAVC-05を購入しておくのが無難。
材料が揃ったら、魚探のマウントを兼ねたバッテリーケースを作っていきましょう。
バッテリーケースの加工
まずはストライカー4を設置するための土台をバッテリーケースに取り付けます。
取り付ける位置が決まれば、ドリルで穴を開けます。
電動ドリルを使えば簡単。
次にケーブルグランドを差し込む穴を開けます。
ケーブルグランドAVC-05の取付穴は直径16.7㎜なので、丁度いいドリルがあれば一発です。
残念ながら小さいドリルしか持ち合わせがなかったので、ヤスリで穴を拡げていきます。
いい感じにハマりました。
魚探をセッティングするとこんな感じ。
ケーブルグランドもしっかり防水性を確保できています。
ほんの15分程でバッテリーケースマウントの完成。
後はバッテリーケースの色が透明だと、日光をそのまま透過して、ケース内が高温になる可能性があるので、光を反射させる白色に塗装していきます。
よし、完成!
SUPへの装着方法
あれ、振動子はどうやって付けるの?
これも自作しようと思いましたが、めんどくさくなって既製品を購入しました。
ベルトで固定するタイプの振動子マウントです。これならインフレータブルのSUPでも加工することなく、取り付けることができます。
お値段は6,000円と少しお高め。
このマウントを使えばバッテリーケースにもベルトループが付いているので、魚探マウントもまとめて固定できるんです。ベルトループがついている防水ケースがなかなか見つからなかったので探すのに苦労しました。
ちなみに振動子マウントに魚探マウントがセットになっているモノもありますが、お値段は10,000円と高め。
まだまだSUPフィッシングの人口は少なく、競合他社もあまりないため、SUP関連の商品は強気の値段設定ですよね。
モノはしっかりしているので、手っ取り早く取り付けたい人にはオススメの商品です。
SUPはカヤックと異なり、艤装がやりにくいですが、工夫次第で自分だけの1艇に仕上げることができるので、参考にしてもらえれば幸いです。
このストライカー4はコンパクトでSUPとも相性バツグン。SUPフィッシングの魚探入門にもオススメの1台ですが、もっと手軽に魚探デビューしたい方はスマート魚探のdeeperがおすすめ!
魚探を導入して大漁を目指しましょう!それではよい釣果を!
コメント
初めまして。普段は神奈川の江ノ島でSUPフィッシングを楽しんでいる者です。
GARMINストライカー4CVを購入してモバイルバッテリー化について調べていたところ貴サイトを見つけました。
バッテリー選び、昇圧の方法など大変参考になりました。防水ケースはもうコレ一択といった感じでベストマッチですね。
ほぼデッドコピーで自分も工作しました。
https://xfs.jp/H6iKA
https://xfs.jp/dHkkU
お役立ち情報をありがとうございました!