海サクラを狙う!北海道遠征!

瀬棚

沖縄での釣りもいいけど、北海道でも釣りしてみたいなーと思っていた今日この頃。

北海道って何が釣れるんやろ?と調べていたところ4月はサクラマスやアメマスのシーズンに入ってる様子。

これは行かねばと早速、飛行機を予約して行ってきました北海道。

ピーチで千歳空港まで往復1万円ほど。

安い!

でもロッドケースとスーツケースを2つ預けるので片道の受託手荷物料金が3,600円。

往復7,200円と荷物代と人との料金がそんなに変わらないという。

釣行記録の前にサクラマスについてちょっと説明を。

サクラマスとは?

サクラマスはヤマメが海に下って大きく成長した魚。川で産まれ海に下った個体がサクラマス一生を淡水で過ごす個体がヤマメと呼ばれる。4月から6月頃に遡上し9月から10月頃産卵する。他のサケ科魚類と同様冷水域に生息するため、北海道東北などの寒い地域では降海型(サクラマス)が多いが、中部以南の比較的暖かい地域では標高の高い冷水域に残留しヤマメとなる傾向が強くなる。降海後1年で成熟し生まれた川に帰る。海で育つサクラマスはエサが豊富で70センチを超え大きく成長する個体もいるが、河川で育つヤマメは比較的小型のままである。幼魚期の1-2年を河川で過ごし、この頃の体側面には大型で小判形をした斑紋(パーマーク)が数個以上並ぶ。河川ではエサは少なく、実力のないヤマメはエサに有り付けず、降海を決意しサクラマスとなる。降海の時期は3月から5月で10cmから15cm程度に成長した頃で、海に下る前になるとパーマークは消え体色が銀色になり、「スモルト」「銀化(ぎんけ)」と呼ばれる。以降、成魚となるまで体色は銀色のままだが、繁殖期になると桃色(桜色)がかった婚姻色が現れる。一方、河川で一生を過ごすヤマメは幼魚期のパーマークが成熟しても残る。ダム湖などで通常の河川で過ごすヤマメよりも大きく成長する個体もあり、成長に伴ってパーマークがなくなりサクラマスと同様の外見になることがあり、「銀化ヤマメ」などと呼ばれる。

参考:Wikipedia

北海道のサクラマス釣りについて

北海道では河川でのサクラマス狙いの釣りは期間関係なく禁止されてます。

また、河口付近の釣りも禁止期間が設定されています。地域により異なりますがせたな周辺では4月〜5月くらいから禁止になるところが多いようです。

サケ・マスを採捕しようという行為そのものが禁止されているので、サケ・マスを狙って採捕した場合は、リリースしても犯罪となります。

北海道のフィッシングルールを確認した上で釣りを楽しみましょう!

違反した場合には、罰金に加えタックルすべて没収となる可能性が高いです。

釣り人生が終わります

ルールの詳細は北海道漁業管理課のWebページで確認してください。

フィッシングのルールとマナー (漁業管理課) - 水産林務部水産局漁業管理課
フィッシングルール2023 Rule&Manner Web版 【最新情報】 ※「フィッシングルール2023 Rul...

釣行記録2018年4月26~28日

1日目 : 北海道の最西端せたな町へ

レンタカーを借りて、まずは千歳空港から約3時間の弁慶岬を目指します。

弁慶岬

奥州を逃れた義経・弁慶一行は蝦夷地に渡り、この地に滞在しました。弁慶は、毎日この岬の先端に立って同志の到着を待っていたが、再会することはできませんでした。そんな弁慶の姿を見ていたアイヌの人たちはいつしかこの岬のことを「弁慶岬」と呼ぶようになったと言われています。

岬を降りると足場のいい地磯が広がっています。

ここは青物の回遊がある上にサクラマスの実績もある磯で、他にもホッケ狙いの釣り人が集まります。

まず、地形を探るためにジグヘッドにワームを付けてキャスト。

底を取ってからストップ&ゴーでボトム付近を探ります。

と、早速何かがヒット!

そこまで大きくはなさそうですが、なかなかの引き!

北海道初ヒットで上がってきたのは・・・

【ホッケ】でした!

北海道といえばホッケ!

ホッケは群れで行動するので1匹釣れれば何匹でも釣れるそう。

と、またもやボトム付近でヒット!

これは入れ食いか!?

上がってきたのはホッケではなく・・・

アイナメた!

北海道魚は食いがいいなーと思っていると、後ろから何やら視線を感じる・・・

キツネ魚を狙ってる!

さすが北海道!ネコじゃないんや!

引き続きボトム探ると

コンっ

グググっ!

と、いいアタリが!

ロッドがいい感じにしなります。

それほど走ることないが重い!

かな?と重い上がってきたのは40ほどのナイスサイズのアイナメ!

続けて可愛いサイズの【クロソイ】

静ヘッド+デカカリシャッドの組み合わせは、やっぱり釣れる!



ぼちぼち本命のサクラマスを狙おうかと、ジグミノーやミノーをキャストするも、そこからは反応なし。

本命は明日にお預けすることにして、釣ったホッケとアイナメをいただきます。

携帯に便利なスノーピークの包丁とまな板セット

包丁も良く切れるのおススメです。


とりあえず三枚におろして

テキトーに焼いて食べます。

うん、あんまり美味しくない(笑)

脂がのってないので、パサパサした感じ。

思っていたホッケと違う。

同様にアイナメもいただきます。

!!!

うまっ!

めちゃくちゃ脂が乗っていて、特に皮と身の間がうまい!

今まで食べた白身の焼き魚で1番うまいかも!

アイナメ最高でした!

この日は宿をとっていないので、車中泊。

というか、せたな町に宿があまりない。

さて、明日はサクラマスを釣ることができるのでしょうか。

2日目 : 待望のサクラマスとの遭遇

早速、朝まずめはせたな町周辺の地磯からエントリー。

雰囲気はいい。

ミノーを中心にキャストを繰り返します。

が、全く生命反応なし。

時間だけが過ぎる。

気付けばもう昼前。

とりあえず、腹ごしらえを。

せたなのおススメグルメ

せたな町といえば、賞味期限が1時間のシュークリームが有名。

その名も【岩シュー】

甲田菓子店で販売しています。

せたな町「甲田菓子店」老舗店のシュークリームは賞味期限たったの1時間!
妹家族がドライブのお土産を買ってきてくれました。その際、聞いたのが「賞味期限1時間のシュークリー ...

お店に行き、岩シューください!っと注文すると

本日は作っていません

!!!

なんと!

岩シューは毎日は作っていないようで、曜日限定発売みたいです。

行く際は事前に調べましょう。

そして、場所を変えて、とあるサーフに。

ついにサクラマスヒット!?

すぐにその時は来ました。

ガツン!

!!!

シーバスロッドがぶち曲がる!

めちゃくちゃ走ります。

青物!?

ドラグを出されつつも、少しずつ寄せてきます。

と、再度暴れ出した際にラインブレイク。

が、まだ周りにはボイルが!

何かおる!

急いでショアジギタックルに変え、同じミノーを投げるも反応なし。

魚は確実におるのに・・・

ルアーに対してタックルが強すぎる?

このとき投げていたのは16グラムほどのミノー。

シーバスタックルのリーダーを結び直し、同じミノーを投げると一発でヒット!

さっきより強い引き!

ドラグを調整しながら、ゆっくりと寄せてきます。

上がってきたのは・・・

サクラマス!

しかもなかなかのサイズ!

それにしてもXHのショアジギングロッドにPE2.5号、リーダー40ポンドでは同じルアーでいくら投げてもヒットしなかったものの、

MHのシーバスロッドにPE1.2号、リーダー20ポンドでは速攻でヒット。

やはり、ルアーとロッドの相性による動きの違い、ラインの太さは釣果を左右するよう。

サクラマスも釣れたので、この日の釣行は終了。


▲ヒットルアーはこれ

サクラマスを釣った余韻に浸りながら札幌へ向かいます。

明日は支笏湖でトラウトを狙います!

3日目 : 絶景フィッシング

早朝に札幌を出発し支笏湖へ。

支笏湖では大型のブラウントラウトなんかも釣れるとのことで期待が高まります。

早速ウェーディングを開始。

薄手のウェーダーなので水温が冷たすぎて足の感覚がなくなります。

この辺りは急な駆け上がりになっているため、魚が付きそうなポイント。

まずは昨日サクラマスを釣ったミノーをキャスト。

駆け上がり付近を狙いながらランガンしていきます。

ピンの位置から美笛キャンプ場を超え、北上しましたが一向に釣れる気配がありません。

途中、美笛川も遡行しましたが、こちらも反応なし。

周りにいるアングラー達も今日ぜんぜんなご様子。

地元の方によると支笏湖は釣れれば大きいが釣果はあまり良くないとのこと。

ただこのロケーションで釣りが出来るだけで最高です。

カヤックなんかも面白そう。

釣果はなかったものの、いい釣りでした!

まとめ

沖縄ほど魚種は豊富でないものの北海道の釣りも面白かったです。

何よりマス系の魚はかっこいい!

ただ北海道の釣りは規制が厳しいので注意が必要です。

まず、河川でのサクラマス狙いの釣りは絶対に禁止。

河口付近の釣りも禁漁期間が設定されているので事前に調べましょう。

今回の釣行は4月下旬でしたが、北海道はやっぱり寒い!

防寒対策はしっかりして行きましょう!

サクラマスまた行きたいと思います!

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