人気のあるルアーってよく偽物が出回りますよね。
メーカーからしたらパチもんを作られるなんてたまったもんではありませんが、ユーザーからしたら安く同等の物が手に入れられたら最高です。
しかも、ルアーは消耗品。
時には1投目でロストするなんてことも。
1,500円のルアーを数秒でなくすなんて、そんな贅沢な、お金の使い方はありません。
今回は大人気爆釣ルアー「コアマンVJシリーズ」のパチもんは実際に使えるのか検証したいと思います。
▲ヘッドは1つあたり約330円と激安
▲ワームは1本あたり100円と本物の半額
結論から言うと”ヘッド”は「買い」です。
見た目は、ほぼVJ-28そのもの。
ぱっと見て違うのはパチもん感丸出しの目くらい。
フックはトレブルフックが標準装備されていますが、おそらく瞬殺で伸ばされるのでシングルフックに交換しています。
それでは、じっくりと観察していきましょう。
観察
ヘッド
1つ1つプチプチで丁寧に梱包されています。
この梱包を解くのが一苦労。正直いらない。
よく見ても横からの形状は、ほぼ一緒。ラインを通すアイがパチもんのほうが少し大きいくらいの違いです。
厚みもほぼほぼ同じくらい。
アイが立体形状なので、水の抵抗が少し変わってきそうです。これが泳ぎにどこまで影響するか。
後ろから見るとパチもんは緩やかな曲線に対し、本物は少し鋭角な形状をしています。
重さの比較
重さは0.7gの差で、ほぼ誤差程度。
ワーム
ワームもぱっと見は同じですが、パチもんのほうは少し硬くて弾力があります。そしてベタベタします。
正面から見た形状はヘッド部分と同様、パチもんの方が穏やかな曲線となっています。
重さの比較
こちらも重さは0.5gの差。誤差程度です。
問題点
一見、見た目もほぼ同じで、いい感じやん!と思ってしまいましたが、よくよく見ると問題点を発見。
ワームのテール部分がチ○チ○みたいに左右のどちらかにそれているんです。
これは酷い!泳ぎにどれくらい影響するのでしょうか。
泳ぎ
▼実際に泳がしてみた映像。赤が本物、青がパチもんです。
実釣
いいサイズのアカハタがヒット。
シングルフックもいい感じに2本ともフッキングしています。
伊豆でテストした際にはアカハタとオオモンハタが爆釣。本家と変わらない実力を発揮してくれました。
安いので根がかりを恐れずしっかりとボトムを攻めることができ、釣果につなげることができました。
奄美大島の沖磯では、ハードルアーでは反応が渋い場合も、結果を残してくれました。さすがVJ。
まとめ
ヘッドは本物と変わらない実力を発揮してくれると感じました。正直、今後本物は買わないかも・・
それくらいのレベルです。
ワームはやはり本物に軍配があがります。
テール部分が左右にそっているハズレも多く、泳ぎが安定しない場合があります。それでも実際、釣果は上げれましたが、やはり綺麗に泳ぐ方が期待ができますよね。
▼ヘッドはブラック、シルバー、ゴールドの3色展開です。28g以外にも22g、16g、10gもあります。
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