SUPフィッシングでの釣果。
- ポイント:三重県尾鷲市周辺
- 2023.11.19(7:00-12:30)
- 小潮(満潮10:42 干潮16:05)
- 水温:20.1℃
ポイント
11月中旬になって冬らしい気圧配置となり風が強い日が多くなる。
こうなると日本海では出艇できないし、水温も低いので選択肢は南紀か尾鷲あたりになってくる。
風が弱いのは尾鷲だったので、SUPフィッシングを始めた頃によく行っていたポイントに数年ぶりに行ってみた。
駐車場やトイレもあり、ビーチエントリーなのでSUPも出艇しやすい。
僕たち以外にも何艇かカヤックがいたので、今では割とメジャーなポイントになっているのかもしれない。
過去には70オーバーのマダイやカツオ、サバ、アカハタ、オオモンハタ、イトヨリダイなどの実績があるが、今回の釣果はいかに。
実釣
7時頃に出艇。朝は少し風がある予報だったが、穏やかな海。
気温より水温の方が高いので海から湯気が立っていて幻想的。
まずは浅いところからVJをキャスティングして広範囲を探ってみる。
早速ヒットしたのは小型のオオモンハタ。
ボトム付近を引いてくると何かと反応があり、先日の和歌山と違って活性は高いようだ。
小型のオオモンハタやエソを数匹追加した後、水深15mほどのポイントでボトムから中層にかけて引いていると派手なあたりが出た。
最初の引きが強く、中層あたりまで追いかけてきて喰うやつはエソかオオモンハタが多い。重量感からして良型のオオモンハタだろう。
上がってきたのは46㎝のオオモンハタだった。
少し移動して水深40m前後のポイントへ。
今度はスロージグで探ってみる。
ボトムから10mほどのところで何かがヒット。
上がったきたのはアオハタ。
アオハタは日本海のイメージがあったが、尾鷲でも釣れるようだ。
個人的にハタ系の中で一番美味しいと思っている。
次に上がってきたのはイトヨリダイ。こちらはビンビンスイッチにヒット。
なんとも綺麗な魚。味も上品で美味しい。
クーラーを持ってきていなかったのでストリンガーで魚をキープしていると、何かの気配を感じた…
この背びれは完全にサメだろう。
ストリンガーに付いている魚を狙いにきたのだろうか。すぐに魚をSUPに上げた。
サメはSUPの周りをずっとうろうろして様子を伺っているようだ。
かなり接近してきたサメの正体はハンマヘッドシャーク。しかも口にルアーが付いている。誰かとファイトしたあとでイライラしているのかもしれない。
人を襲うことは、ほとんどない比較的おとなしいサメだが、ストリンガーの魚に喰いついてSUPが転覆する可能性もなくはないので、ポイントを変更。
水深40~60m付近の駆け上がりのポイントへ。
“俺のシャバジグ”を使って駆け上がり付近をキャステイングで探る。
ジャークして泳がせてテンションフォールで落として、またジャークの繰り返しを行っているとガツンとヒット。
なかなかの重量感と引きだ。上がってきたのはなんとアザハタ。主に南国の暖かい海に生息している魚だ。
奄美や沖縄でも頻繁には釣れない魚がまさか尾鷲で釣れるとは。これは嬉しい一匹だ。
あとはアカハタを釣れば、4種類のハタが釣れることになる。
数年前に来た時にはアカハタマンションがあった記憶がある。アカハタポイントに移動してジグを落としてみると早速ヒット。
狙いどおりアカハタが釣れた。
尾鷲ではクエも釣れるそうなので、クエが釣れればハタ系5種目達成となるが、そう上手くはいかない。
風が強まってきたので終了。
帰り際にアカハタやアオハタ、コダイなどをキャッチ。
タイの口の中にはタイノエという寄生虫が。こいつはタイの舌に取りついて吸血し、栄養とるやつ。人間が食べても無害だそう。
釣果
- オオモンハタ × 4
- アオハタ × 2
- アカハタ × 2
- アザハタ × 1
- イトヨリダイ × 1
- カツオ × 1
- コダイ × 1
- テンス × 1
友人はカツオを釣っていた。
この時期でもこれだけの魚が釣れれば上出来だと思う。
他のエリアが強風の時でも尾鷲は風が弱い日も多いので、この時期でもおすすめのポイントです。
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