高知アカメカヤックフィッシング

カヤック・SUPフィッシング

3月に入り春陽気も感じる今日この頃。

冬の間はご無沙汰になっていた釣りもそろそろ始めないと思っていたところ、高知行きの飛行機がお得に取れたので1泊2日の弾丸旅行のついでにアカメを狙ってみることにした。

冬はスノーボードばかりやっていたので、頭がまだ釣りに切り替わっておらず、何を準備したらいいのかわからない。

とりあえず、持っているタックルでアカメが取れそうなモノを選んだ。

  • ジェットセッター78C
  • カルカッタコンクエスト301
  • PE4号+ナイロンリーダー50lb

ルアーはとりあえずビックベイトだろうと思い、Amazonでダヴィンチ190のぱちもんを購入。


いざ高知へ。

神戸空港からFDAで高知龍馬空港へ向かう。

FDAは初めて使うがpeachより座席は広いし、預け荷物も無料、お茶もくれるしなかなか良き。

高知までは30分とあっという間、到着したのは夕方頃。

アカメはもっぱら夜行性なので、勝負は夜。

とりあえず夜まで、ひろめ市場周辺で時間を潰す。

僕が知っているアカメの情報は以下の通り。

  • 夜行性
  • シーズンは夏
  • 浦戸湾のどこでも釣れる
  • えげつないボイル音がする

高知の友人と合流して、いざアカメ対峙へ。

しかも今回の釣りはチートアイテムのカヤックを使う。

ボートのアカメゲームをあるようだが、メインはおかっぱりだろう。

おかっぱりから攻められないポイントを狙っていく作戦だ。

しかし、浦戸湾は工業地帯というか街というか、なかなかカヤックを出せそうなポイントがない。

出せそうなとこは限られていたので出艇場所はここにきめた。

狙うポイントは浦戸大橋の橋脚だ。

深夜2時。ナイトカヤックは初めての試み。

いざ出航。遠くに船が通りすぎる音が聞こえる。

すると突如、目の前にカヤックを飲み込むような大波が現れた。

あたりは暗く、完全に船の引き波に気がつくことができなかった。

おわった。そう思ったが真正面から波を受けることができたので、なんとか沈は避けることができた。

が、顔面から海水を浴び、寒いし最悪だ。

気を取り直して、橋脚へ向かう。

すると魚探に凄まじい反応が。

水面を見てみると大量のコノシロが群れを成して泳いでいた。

アカメはきっとこいつを捕食するに違いない。

案の定、橋脚周辺では激しいボイルが。

これはもらった。コノシロカラーのダヴィンチをボイル周辺にキャスト。

出るかでるか。この緊張感が最高にいい。

暗闇の中にボコンっという激しいボイル音が鳴り響く。

ぱちモンのダヴィンチはかなりいい動きをしている。

するとダヴィンチの後ろに70センチほどの魚影が見えた。アカメだ!

喰えくえ!と願いながらロッドを握る手に力が入る。

が、アカメはカヤックの際で反転していった。

まだ、チャンスはある。

すると友人がきたっ!と叫んだ。

ボトム付近でヒットしたそいつはずっしりと重量感のある引きだそう。

アカメがまだ本気を出していないのだろうか。

そのまま抵抗することなくすんなりと上がってきた。

ヘドロまみれのTシャツが。

その後、しばらくするとボイルは収まり静かで暗い海に戻った。

短いチャンスをものにすることができず、アカメナイトは終了。

アカメのシーズンは夏とされているので、またリベンジしたいと思う。

ナイトカヤックをして思ったのは、船がまじで怖い。

浦戸湾は大型の貨物船も通るので細心の注意が必要。相手にこちらの存在を気付かせる為にもライトの装着は必須。

船の音が聞こえたら速やかに端に寄って進路の妨げにならないようにしましょう。

明け方に少し沖までカヤックを出したが釣れたのはオオモンハタとガシラだけ。

もう少し水温が上がれば、釣りシーズン到来!

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