折れたガイドを修理する

前回の奄美遠征でガイドが折れてしまったツララのパックロッド「ポルタメント73 イヌクシュク」

メーカーに修理をお願いしようとすると、まあお金がかかる。

トップ:T-KGST5‐2.4 ガイド価格:(1300円)
2番ガイド:T-KTSG5  ガイド価格:(550円)
3番ガイド:T-KTSG5  ガイド価格:(550円)
4番ガイド:T-KTSG5.5 ガイド価格:(600円)
5番ガイド:T-KTSG6  ガイド価格:(650円)
6番ガイド:T-KTSG7  ガイド価格:(650円)
スレッド巻き直し工賃:一箇所あたり1500円
送料:1000円

今回折れたのは4番ガイドなので、ガイドが600円、スレッド巻き直しが1,500円、送料1,000円で3,100円もかかる。

ということで、自分で修理することに。

道具を揃える

ガイドは型番さえ分かればネットで購入することができる。

スレッド糸はアシストフックを作る際に使う、セキ糸を使った。

あとはスレッドを固めるエポキシを買えば準備完了。

なんやかんや2,000円くらいかかった

ガイド修理

スレッド糸をとる

ライターでエポキシを軽く炙って柔らかくする。炙りすぎには注意。

柔らかくなったらカッターなどで削る。

削っていき、スレッド糸を切ったらベロンと剥がれる。ドライヤーで熱すると剥がしやすい。

綺麗に剥がれた。スレッド糸を巻く範囲がわかるようにマスキングテープでマーキング。

スレッド糸を巻く

アロンアルファでガイドを仮止めしたら、スレッド糸を巻いていく。

飾り糸に黒のセキ糸を5周ほど巻いてから白のセキ糸を巻いた。

白色だと思っていたら、割と透明感があって、他のスレッドと見た目が異なるが、これもまた良き。

エポキシでコーティング

最後にエポキシでコーティング。

2度塗りで強度を高めれば完成。

実際にやってみて

作業事態はいたって簡単。

見た目にこだわる人はお金をかけてプロにやってもらったほうがいいかもしれないが、自分で修理することで愛着も沸くし、ちょっと不細工なくらいがちょうどいい。

実際に使ってみても全く問題なし。これからもこのロッドでたくさんの魚に出会うことだろう。

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