釣りをしていると水中がどうなってるか気になりますよね。
特にカヤックで魚探を見ながら釣りをしていると、ここに魚礁があるっぽいけど、どんな地形になってんの?
魚の反応があるけど、ほんまに魚おんの?
なんて疑問がでてきます。
ポイントを知ることで、釣果にも繋がるはず!
そんな訳で今回はGoProなどのアクションカメラとタックルを組み合わせて水中を撮影する方法を紹介します。
迫力あるヒットシーンも撮影できるかも!?
GoProで水中を撮影する方法
用意するもの
- GoProなどのアクションカメラ
- L字天秤
- ジギングタックル等
これだけです。撮影装置はいたってシンプル。
L字天秤の一辺にカメラを固定して、もう一辺に本線リーダーより細いリーダーをセットしてエサやルアーを付けます。
万が一根掛かりした時にL字天秤の下からラインブレイクするようにしておくことが重要。
タックルはジギング用を使用して、本線のPEとリーダーはなるべく太い物を使用することをオススメします。
僕は普段使っている、ジギングタックルをそのまま使っているのでPE2号にリーダー60lbを使用しています。もう少し太いラインの方が安心感はあります。
できれは水中撮影専用のタックルを用意したほうがいいですね。
カメラを巻き上げる際もかなりの抵抗があるので、パワーのあるリールとそれなりのジグウェイト対応しているジギングロッドがあればベスト。
▲L字天秤はコレがしっかりした作りでオススメ
根掛かりしないの?
根掛かりさせないコツとしては、カメラを着底させないこと。
エサやルアー側で着底を確認したら、すぐにラインを張ってカメラをボトムから1m以上離したところで維持しておけば、カメラ本体が根掛かりすることは、そうそうありません。
また、ある程度地形を把握できているポイントで撮影すること。根が荒いポイントは控えた方が無難です。
あとは、万が一カメラをロストしても平常心を保てるカメラを使用しておきましょう。
最近では4K撮影ができる格安アクションカメラも販売されています。
安いものは5,000円以下のモノも。
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水中映像
実際に撮影した映像を見てみましょう。
水中は濁りもあり、天気も曇りだったので映像は暗めです。
今回撮影した場所はよく行くポイントで、基本的に砂地。あまり根掛かりの心配がありません。
水深は30メートルほどです。
早速、魚探に反応があったので沈めてみましょう。
フォール中にハマチの姿が。
こちらにも映っています。恐らく数匹の群れで回遊している様子。
ボトム付近にはタイ?イサキ?らしき魚影も映っていました。
魚探にはこやつらが映っていたみたいですね。これで魚探の信頼感がさらに増しました。
続いては魚礁がどうなっているのか調査してみます。
ここの魚礁は魚探があってもなかなか見つけにくい。
さて、どんな魚礁が存在しているのでしょうか。
見えてきました。立方体の人口魚礁が周囲にいくつか沈んでいます。
周囲は砂地で身を隠す場所がないので、魚礁にいろんな魚が集まっています。
魚礁の根本にはタイの姿が。
ホウボウの姿も。
こいつは付けていたサバの切身に喰いついてきました。
が、惜しくもフックアウト。
こちらは魚礁の上部。分かりにくいですが、かなりいいサイズのマダイがいました。
魚礁内部にはカサゴも。
魚礁付近は、やはりお魚パラダイス。
しかし、魚がいても喰わないときは喰わない。魚がいるのは分かっているけど、釣れない時って一番悔しい。
根掛かりが怖いですが、少し地形の起伏があるポイントにも行ってみました。
フグやベラ、カワハギなど小型の魚がたくさん。
大型の魚はあまりいない様子でした。
まとめ
水中の世界を見ることで、魚探の反応と実際の魚影を比較することができるし、より詳細な地形を把握することもできます。
釣果に繋がるのはもちろん、また一つ釣りの楽しみ方を見つけた気がしました。
これから技術が進歩して、近い将来、誰でも簡単に水中をリアルタイムで見ながら釣りをすることもできるようになるのでしょうね。
でも、見えない獲物とファイトするのが釣りの醍醐味だとも思いますが。
今回はアングラーにとって誰もが気になる水中世界のはなしでした。
みなさんも、マイポイントの水中がどうなっているか撮影してみては?
では、最後にタコのヒットシーンをどうぞ。
着底してから巻き始めると、ん?なんかちょっと重い?って思うことたまにありますよね。
そういう時はタコが喰いついる可能性大ですよ!
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