マダイ(Red sea-bream)
【体長】最大1m
【釣れた場所】和歌山県御坊、三重県尾鷲、石川県能登半島など
【ヒットルアー】
・メガバス エクスクルー40g
・ブリーデン メタルマル28g
・コアマン VJ-28 など
生態と釣りのポイント
一般に春~秋は水深10~50mくらい。冬季は水深50~150mくらいのエリアがポイント。
塩分濃度の変化に弱い狭塩性の魚で、陸水の影響を受けやすい河口などのは好みません。
極端に険しい岩礁帯よりも砂地や砂れき帯に小さな根が点在しているような所や、カケ上がりなど連続的な地形が変化する場所がポイント。
その様な場所には潮流によってプランクトンが溜まりやすく、それを目当てにエビなどの甲殻類が集まってきます。
マダイは20cm前後の小さなものは群れで行動し、1kgクラスになると単独で行動しはじめます。
3kgオーバーともなると警戒心が非常に強くなり、釣るのが難しくなります。
マダイの泳層は通常、海底から2~3mほどで基本はボトム狙いになりますが、大型になると小魚を捕食するために中層から表層に浮上することもあります。
マダイの成長は目安として1年で15cm前後、2年で25cm、5年で40cmぐらいに成長し、70cmになるには10年近くかかるそうです。
また、マダイの好適水温は、18℃以上28℃ぐらい。
12℃以下では冬眠状態になり、6℃になると凍死するそうです。
旬は産卵期の春と言われています。産卵後に味が落ちるもののすぐに回復するので、桜の時期の「桜鯛」も紅葉の時期の「紅葉鯛」もおいしく、通年を通して人気があります。
夏は脂が少なく味はいまいちかもしれません。
天然物は上記の写真のように、鼻の穴が2つにくっきり分かれており、1つにつながっているか、はっきりしないものは養殖です。
ちなみ体長1mを超えるものもいますが、おいしいのは40~50cmと言われています。
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