いろんなパックロッドを使ってきた中、絶妙なバランスで汎用性が高いロッドを見つけたので紹介したいと思います。
普段は関西周辺の地磯から青物を狙ったり、カヤックでライトジギング、奄美大島・沖縄のリーフエッジや沖磯で釣りをしています。
あまり型にハマらず色んなフィールドで釣りをするので、汎用性とコンパクト性が求められます。
コンパクト性という面ではパックロッドの一択。
汎用面では軽いルアーから重いルアーまで気持ちよくキャストできて7ft以上の長さがあり、中型魚〜大型魚まで対峙できるようなロッド。
こんな夢のようなロッドがあるのかと思っていたらありました。
ジェットセッター78Cという名のパックロッド。
ジェットセッター78Cのスペック
【重さ】約194グラム
【長さ】7フィート8インチ(2.337メートル)
【仕舞寸法】4ピース
約64センチ [グリップ部 58.5センチ]
【使用ライン】〜PE5号
【ルアーウエイト】7〜80g
【ロッドクラス】MH〜H
【素材】グラスコンポジット
【対象魚】15キロまでをテスト済み
遠いヒョウテキ、広いフィールドをしなやかに曲げて撃つために。キャストする、ウエイトのストライクゾーンは幅広く、7〜80グラム。100グラムオーバーのものまでをキャストできる体幹は、対峙可能であるターゲットサイズを10キロオーバー、15、20キロまでに。
使用ラインはPE5号クラスまで。太い道糸とリーダーのシステムの通りの良さ、モンスターとのやりとりを考えた大径ガイド、脇にしっかりと挟んでルアーやリグをコントロールしアワセとファイトをするためのロングサポートグリップを装備します。
このロッドで初めて釣った魚がこいつでした。

こいつをかけて最初に感じたのが、ロッドがよく曲がってファイトに安心感がある。
青物の走りにもロッドが追従して、やりとりがおもしろい。
今まではカーボンロッドを使っていましたが、ロッドの素材がグラスコンポジットなのでカーボンロッドとは違う釣りを体感することができます。
今回はこのロッドの特徴である、グラスコンポジットのメリット・デメリットと併せてインプレしていきます。
グラスコンポジット
グラスコンポジットとは、グラスファイバーとカーボン繊維を組み合わせて作ったロッドです。グラスロッドが持つフッキング率の高さやバレにくさと、カーボンが持つ軽量感や感度をバランスよく取り入れてあります。
グラスロッドのメリット
①フッキングの確立があがる
ロッドの反発が少ないので魚がルアーを咥えた際に、違和感を感じにくくフッキングの確立が上がります。
すーっと魚の口の中に引きこまれていく感覚です。繊細なアタリにフッキングすると言うよりもグググっと曲がるロッドにワンテンポ遅めに合わせる感じ。ミスバイトも少ないです。
②掛かってからバレにくい
ロッドが魚の引きに合わせて追従するように曲がるので、急なつっこみなどにも対応できます。
よく曲がり、魚とのファイトが面白い。オカッパリからのメジロとのファイトでは、青物の走りにも追従して曲がるので安心感がありました。よく曲がりますがバット部分は強いので、ロッドのパワーで寄せることもなんなくできました。

③ラインブレイクしにくい
これも上記同様、ロッドが柔軟に曲がるので、ラインに急激な負荷がかかりにくくなります。
メーターオーバーのシイラとのファイトでも、ロッドがシイラのパワーを吸収して細いラインでもラインブレイクすることなくキャッチすることができました。


④使用できるルアー(重さ)の範囲が広い
グラスロッドは反発力が弱いので、魚の引きに抵抗出来るパワーを持たせるためにはブランクを肉厚する必要があります。ブランクを厚くしても曲がりやすいグラスの特性は変わらないので軽いルアーから重いルアーまで幅広く対応できます。
公式スペックは7〜80gと幅広い!ただ実際使ってみて気持ちよく投げることができるのは30〜60gと感じました。それでも使える幅が広いのは嬉しいポイントです。 ジギングでは60g以上のジグが使いやすいです。
グラスロッドのデメリット
①重い
カーボンに比べると、どうしても重量が重くなります。
194gとカーボンロッドに比べるとやや重い。僕はソルトで使っていて普段から重いタックルを使っているので、あまり気にはなりません。 リールでバランスをとりましょう。
ちなみに僕はグラップラー301HGとカルカッタコンクエスト301HGを使っています。 ちょうどいいバランスです。

②感度が悪い
魚の繊細なアタリをロッドが吸収してしまうので、小さなアタリに合わせるような釣りにはデメリットといえます。
あまり繊細なアタリを取るような釣りはしないのでデメリットに感じたことはありませんが、伸びのないPEラインを使うことで感度についてはカバーできます。 チャリコの突くような小さなアタリも感じることができます。

③ロッドパワーが無い
磯などの根が荒い場所や、根に突っ込むような魚に対して、ロッドのパワーを使って浮かせるようなシーンではカーボンに軍配が上がります。
ブランクスが太いのでパワーも申し分なし。ロッドを使って大型の魚を寄せてくることができます。
④飛距離がでにくい
グラスロッドは反発力が弱いためカーボンと比べると飛距離がでにくいとされています。
確かにロッドの反発を利用してシュッパっとキレのあるキャスティングといったイメージではないかもしれません。 ただ飛距離がでないといったことは全くないです。あくまでもカーボンロッドの中でも飛距離のでるロッドと比べると少し劣るかな?って感じです。 ルアーの重さをロッドに乗せやすく、キャスティングしやすいロッドです。
まとめ
今まではカーボンロッドを使っていたので、急な突っ込みなどの際にフックアウトしないかヒヤヒヤしていましたが、このジェットセッター78Cはなんとも言えない安心感があります。
ちなみに、このロッドで魚をバラしたことはほとんどありません。
また、ミスバイトが少ないのもメリット
反発が少ないので、魚がバイトしたときに違和感が少ない、そのまま口に入れやすくなります。
なのでワンテンポ遅く、ロッドがしなってから合わせを入れるとガツンとフッキングできます。

次にルアーのアクションについて。
カーボンのように反発の強いロッドは、キレッキレのアクションが得意です。
逆にグラスコンポジットのように反発が弱いロッドは自然なアクションや巻物系の動きが得意とされてます。

ま、ここに関しては、その時の魚の食い気によってどのようなアクションがいいかは分からないので、自分が好きなルアーによって力を発揮できるか否かって感じです。
ジギングに関しても、120g以上のジグでもジャカジャカとシャクることができますが、ロッドの反発が少ないため激しいアクションは出しにくいです。
シャクり易いとは言えませんが、この抑えめなアクションが逆にヒットするパターンもあるのではないかと思います。
実際このロッドを使ってジギングでたくさんの魚をキャッチしてきました。

キャスティングからジギングまで、これ一本あればあらゆる釣りに対応できます。
北海道ではサーモンをターゲットに、本州では磯や堤防から青物狙いのショアジギング、沖縄では10キロ前後のガーラをキャッチできる普段使いから遠征まで使える、まさに万能ロッドです。

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