大物との遭遇!宮古島SUPフィッシング!

カヤック・SUPフィッシング

前回の石垣島SUPフィッシングが最高に面白かったので、今回は宮古島でSUPフィッシングをすることに。

宮古島への送料は大阪から7,500円ほどかかり出費が大きいですが、今回もそれ以上の価値がある大物との出会いが!

また、宮古島には関空から下地空港行きのジェットスターが飛んでいるので、今回は往復16,000円とリーズナブルに行くことができました。

釣行記録 : 2019年11月9〜12日

エントリーしやすさ◎のポイント

先ずはポイント探しから。

Googleマップと海釣図アプリ、windyアプリと睨めっこしながらエントリーしやすそうなポイントを探します。

そして、目星をつけたポイントが博愛漁港周辺

北風に強く、根が点在しているので魚が着いていそう。

また、リーフエッジに囲まれているので波も比較的穏やか。

海釣図で見るとこんな感じ。

水深は10〜20メートルほど。

エントリーはわいわいビーチから。

駐車場もあるのでエントリーのしやすさは◎です。

6時頃に出艇。

果たして何が釣れるのでしょうか。

ドキドキ。

先ずは根の周辺を探ります。

ミノーで表層、コアマンのVJ-28でボトム付近を通しますが、まったく反応なし。

どうした宮古島。

どんどん時間が経過していきます。

すると、やっとボトム付近であたりが!

ミーバイ系の引き。

上がってきたのはヤイトハタ

初めての魚種なので嬉しい1匹!

そのあと、ひたすら根に向かってキャストを続けクチナジを追加。

そして、9時頃から定期的に観光船が周遊するように。

船の底が透明になっていて、海底の魚が見れるツアー。

船長が「あそこにGTが泳いでますよー」とか

「あそこにいるのはバラフエダイですねー」とアナウンスをしているのが聞こえます。

どうやらここは餌付けされている魚がついている様子。

ポイントを変えるべく、もう少し沖にでたいなーと思うにも時折えぐい波が立っている。

安全第一。

とりあえず干潮に近付いてきたので、SUPでリーフに上がりリーフエッジからキャスティングしてみることに。

もちろん狙うはGT。

大型ポッパーで表層アピール。

でない。

近くに観光船がやってきて、船のアナウンスではGTがいると言っている。

GTはいる。

今度はミノーに変えてひたすらキャストを繰り返す。

無反応。

やはりこの辺にいる魚はスレスレに違いない。

そうこうしている間に、ウネリが少し収まってきたので沖にでてみることに。

ジグで着底からのワンピッチ。

ドン!

先ず先ずの引き!

沖縄三大高級魚のアカジンミーバイでした!

まだ沖の方はウネリが残っていて危険を感じたので、この日の釣行は終了。

アカジンも釣れたことやし良しとしよう。

船が行き交う下地島の爆釣ポイント!

翌日は下地島で出廷できそうなポイントへ。

この日は7時頃にエントリー。

波も比較的穏やかでSUPフィッシング日和。

昼ごろから風が強まりそうなので、午前中勝負。

潮の流れが速く、どんどん沖に流されます。

シーアンカーを流して、少しマシに。

流されながらジグを落としていきます。

水深30m付近でドンと当たりが!

いい感じに竿がしなります。

1匹目からアカジン

幸先よし!

それから立て続けにヒット連発!

アオチビキ

アカハタ

タテシマフエフキ

バラハタ

ホシテンス

オジサン

ハナフエダイ

いろんな魚種が釣れる釣れる!

そうこうしてる間に時間は9時頃。

あたりが騒がしい。

ダイビングツアーの船が次から次へとこっちに向かってきます。

少し離れた所がダイビングスポットらしく、ものすごいスピードで近くを通り過ぎていきます。

こえー

船の視界からはSUPは見えにくいので、フラッグは必須。

そして沖の方から何やらデカイ船がこちらに向かってきます。

なんか嫌な予感。

どんどん近付いてきます。

そして、嫌な文字が目に入りました。

海 上 保 安 庁

うわー、やべー、たぶんダイビングの船が危ないから通報したんやろうと思いながら釣りをしていると、

海「SUPで釣りをしている人聞こえますかー」

海「この辺でゴムボートが漂流しているという通報があったんですが、見てませんかー」

僕「見てませんねー(絶対僕のことですやん)」

海「そうですかー、気を付けて釣りしてくださいね。もう何かあったら連絡ください」

と凄い優しい対応。

ダイビング邪魔にならないように離れたところでやろうと移動していると、風も強くなってきたので午前の部は早めに終了。

午後はショアから狙うことに。

前回の宮古島遠征で行ったポイント、西平安名崎

現地の人によるとGTやカスミアジの回遊があるそう。

ポイントにはアングラーがちらほらいますが釣果はなさそう。

とりあえず3gのカエルスプーンで遊んでいると、

ドラグがギューーーッンと鳴り響いて止まらない!

ひたすらドラグが出ていってラインブレイク。

正体不明の大物がかかりました。

夕日を眺めながら本日の釣行は終了。

巨大魚との格闘

最終日。

この日は午前中勝負。

どこに行こうか考えた結果、昨日爆釣した伊良部島のSUPポイントへ。

ダイビング船の邪魔にならないよう、少し沖にでることに。

ただ流されると一生岸には帰ってこれないようなポイントなので、自分の力と潮の流れ、風の状況を見て慎重に。

水深は50m以上。

何か化け物が釣れる予感がしていました。

やはりこのポイントは魚影が濃いので、30㎝前後の魚はじゃんじゃん釣れます。

だいぶ流されて、水深はいよいよ50m越え。

ルアーはタングステンジグの80g。

ボトムから少し、しゃくったところで何かがヒット!

巻きが軽いので小物かと思っていると急にドラグがギューーーッンと鳴り響く

!?

ラインがどんどんでていく。

すると水面から大ジャンプ!

シイラ!

しかもなかなかのサイズ!

なんとか寄せてきても、、、

すぐに走ってジャンプ!

跳ねるごとにバレないかヒヤヒヤもん。

サイズ的にもタモには入らないので、体力がなくなるまでの持久戦に。

約8分間の格闘の末にようやくバテてきた様子。

浮かせることができました。

フィッシュグリップでなんとかキャッチ成功。

フッキングがバッチリ決まってましたが、フックのPE部分がスレスレで魚からフックを外す際にプツンと切れました。

もう少し、時間がかかっていれば完全にバレていたであろう一匹。

でこっぱちのシイラ最高でした!

その時の動画がこちら▼

 
 
 
 
 
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▲ヒットルアーはこれ

その後もシイラのヒットがありましたが、キャッチできず。

シイラは漂流物に集まる習性があるので、SUPフィッシングとの相性は抜群。

時折SUPの周りに群れが泳いでいるのが確認できました。

ただ、シイラはめちゃくちゃ暴れるのでランディングの際は注意が必要。

かかったルアーのフックで怪我をしたり、インフレータブルのSUPの場合、バーストする可能性もあります。

そろそろタイムリミットなので帰ろうとしたところで、ボトム付近でヒット

かなり重い引き!

水深50mから上げてくるのはかなりつらい。

腕がパンパンになるような重さ!

なかなかのサイズが期待できそう!

そして上がってきたのは、、

サザナミダイ!

めちゃくちゃかっこいい!

しかも3.6キロの良型!

その時の動画がこちら▼

 
 
 
 
 
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▲ヒットルアーはこれ

漕ぐたびに左右に大きく振られてなかなか前に進まない、、

シイラとのファイト中にアンカーがフィンに引っかかって、そのままフィンが取れてしまった様子。

かなり流されてたので本気漕ぎしてなんとか帰れましたが、もう少し風が強かったらまじで帰れてなかったかも。

海上保安庁のお世話になるところでした。。

何はともあれSUPフィッシング、最高でした!

最終日に大物と出会えて良かったー!

タックルデータ

【ベイトタックル】

ロッド:Jetslow×TULALA Jetsetter78c

これ一本であらゆる魚に対応できるバーサタイルベイトパックロッド

リール:SHIMANO グラップラー301H

〇ジギング・キャスティング両方に対応する万能ベイトリール

PEライン: Ashconfish 1.5号 500m

リーダー:よつあみ キャストマンアブソーバー 30Lb



【スピニングタックル】

ロッド:TULALA ポルタメント73イヌクシュク

〇まず買うならこの一本。究極のバーサタイルスピニングロッド

リール:SHIMANO 19バンキッシュC5000XG

〇究極の軽さ誇るスピニングリール

PEライン:SHIMANO オシア EX8 2号

リーダー:よつあみ キャストマンアブソーバー 40Lb


魚持ち込みOKなお店

釣ったアカジンを調理してもらおうと、お店に問い合わせるも当日の持ち込みはNGのところが多いです。

そんな中、快く受け入れてくれたお店がありました!

海鮮 悟空

1匹2,000円で調理してくれるとのことでお願いすることに。

先ずは刺身から。

もちもちした食感がたまりません。

続いてお寿司。

アカジンのお寿司なんか寿司屋でもなかなか食べれない貴重なネタ。

酢飯との相性もバッチリでした。

続いて煮付け。

甘辛く、味がしみこんで最高です。

そして唐揚げ。

なんやかんや揚げるのがいちばん美味しい。

最後はアラの味噌汁。

いい出汁がでていました!

お腹いっぱいアカジンを堪能できましたが正直、飽きました。

肉が食べたい。

料理はどれも抜群に美味しいので、釣った魚をみんなでワイワイ食べるのにはオススメです!

宮古島の居酒屋「海鮮 悟空」 – 昼はランチ、夜は居酒屋で窓辺に席はオーシャンビュー

まとめ

今回もSUPを導入して大正解でした!

やはり、オカッパリからの釣りとは比べものにならない釣果が期待できます。

オカッパリはオカッパリの良さがありますが。

ただ慣れていない土地でのSUPフィッシングは危険も伴います。

潮の流れ、風、自分の体力を考慮して楽しみましょう。

出来ればその土地に精通している方と一緒に行くのをオススメします。

また、ダイビングや観光船の邪魔にならないよう配慮する必要もあります。

最後に地元の方に教えてもらった、比較的安全にSUPやカヤックフィッシングが出来るポイントを紹介しておきます。

初心者おすすめポイント①伊良部島水路

伊良部島と下地島の間の水路。

風があっても楽しめるポイントです。

水路全体にエントリーポイントはいくつかあり、北部はマングローブジャックやチヌが狙えるそうです。

南部では以前GTが泳いでいたのを見たことがあります。

初心者おすすめポイント②佐和田の浜

下地空港近くのポイント。

遠浅の海で湾状になっているので比較的穏やかなポイント。

ライトゲームでチヌやフエダイ系の魚が狙えます。

ショアからのポイントは前回の釣行を参考に▼

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